見出し画像

独立、副業、新規事業を考えた時の3つの選択肢

大きくわけて、1. 自分でゼロから作る、2. フランチャイズ等の既にある事業モデルを活用する、3. M&Aで会社や事業を買って始める、の3つの選択肢が考えられます。
これは個人だけでなく、法人が新規事業を始める場合にも同じです。法人の場合、M&Aのイメージはあるかもしれませんが、実はフランチャイズのパターンもあります。地の利の無い新しい分野を考えるのであれば、先人のノウハウが活用できることは大きなメリットです。事業転換の際などに使われます。
また逆に、個人でもフランチャイズだけでなく、M&Aの選択肢もでてきています。これまでは仲介手数料を考えただけでも非現実的な世界でしたが、会社丸ごとの譲渡だけではなく事業譲渡なども含めプラットフォームを介して個人の方が探せるようになり、現実的なものになってきました

ここでは、一般的に皆さんが良く考えているゼロから作るパターンと、フランチャイズおよびM&Aの比較をしていきたいと思います。

1.自分でゼロから作る場合
・メリット: 自由に自分がやりたいことを企画、作っていける。
・デメリット: 黒字化するまでに最低でも数か月以上(全く新しい概念のものは数年以上)かかる。業種によっては廃業率も高く、特に今までないような新しいものでは失敗リスクも高い。

2.フランチャイズを活用する場合
メリット: 予め実績のある事業モデルを選べ、事業上の数値もモデルとして開示されるため、失敗リスクを抑えられる可能性がある
・デメリット: 加盟金や、ロイヤリティなどの制約を受けることがある。本部の支援はあるものの、自身のスキルも活かしながらゼロから事業上の数字を作っていく必要がある。

3.M&Aを活用する場合
・メリット: 既に事業の数字が見えているところ(安定した状態、或いは黒字でなかったとしても改善点が見え易い状態)から始められる。
・デメリット: 簿外債務など当初見えなかった部分を引き継いでしまうリスク、既にいる社員との人間関係など、会社を買った後の運営に影響がでるリスク因子がある。またM&A仲介の費用など専門家経費がかかる。

位置づけとしては次の図のようなイメージとなります。事業をゼロから作る際は、安定したキャッシュフロー( 入ってくるお金 > 出て行くお金 の状態 )を作るまでが大変です。その状態になってからさらに一定の期間を経てやっと初期投資を回収できることになります。
そこまでに息切れせずきちんと持続していくことが大前提ですので、”相対的に”ではありますが、早期にキャッシュフローの目途が立ちやすいフランチャイズやM&Aは、失敗のリスクを減らす意味で意義があります。一見最初に出費が多くなるように見えますが、トータルで見た投資対効果の視点では有効な手段と考えています。

3つの手段をよく調べて、どの手段をとるか検討してみましょう。


我々、KU-ON共創オフィスでは、ゼロから作る方だけでなく、フランチャイズやM&Aの支援もしています。宣伝にはなりますが、以下もご一読頂けますと幸いです。

【フランチャイズについて】

フランチャイズというとコンビニなどが身近で、画一的なサービスや店舗形態を思い浮かべるかもしれませんが、実はノウハウ以外、たとえば経営そのものは自由度が高いもの、自分で創意工夫の余地があるものもあったりします。これはフランチャイズ本部の方針次第なので比較検討してみると良いでしょう。
なお我々はフランチャイズ関連のご相談にも対応しています。会員登録が必要ですがご興味のある方は以下から(KU-ON共創オフィスとしてアントレさんと取り組んでいます)。

https://entrenet.jp/contents/member/tokuten/index.htm?fbclid=IwAR2UZV-EIDrkQFLNqH978BvORD_tD6rm5SdpP8e5_XEdOPWvHj4K4Gprytc


【M&Aについて】

M&Aについては、BATONZの認定を得て以下のサポートをご用意しています。

・KU-ON共創オフィス経営支援ポータル: BATONZ売り案件の検索や、経営に関するコンテンツ視聴、また補助金検索等のサービスを無料で利用可能です。
通常、売り案件に対し複数の買い手候補からの応募があります。良い案件に出会うのには時間もかかりますので、まずはご自身で具体的な案件を見ながらイメージをつかんで頂くことをお勧めしています。

メールアドレスをご連絡頂き登録することで利用できるようになります。まだM&Aをやるかわからない方、情報収集だけの方でも大丈夫です。少しでも興味のある方はこちら(kitagawa@kuon-cocreation.com)までお気軽にご連絡ください。
※メールタイトルに「KU-ON共創オフィス経営支援ポータルへの参加希望」とお書きください。
※随時対応させて頂きますのでお返事遅くなるかもしれません。ご了承ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?