林業のレッドーオーシャンとブルーオーシャン 2024年
林業と聞くと、木を伐って丸太にして山から丸太市場に持って行ってお金にするとイメージです。
このような山の木を丸太にして売る商売を林産と呼びます。
実は、林業にはもう一つ大切な仕事があります。
それは、木を育てる仕事です。森林を伐採した後に放置しておくとその土地は日本の場合は大抵は藪になって、木が生えてくるまで時間がかかります。そこで、苗木を植えて早く森林を作る作業のことを造林と呼びます。
2010年頃から、森林林業再生プランなどというワードが出てきて、儲からない林業から儲かる林業へということで。森林から丸太にする作業を機械化して効率的に行い儲かるように使用というはなしになりました。
そこで、機械を買うために補助金が多く出され中には2000万円の機械(重機)を買うのに補助率80パーセントとかいうので400万円で変えた時代もりました。その時に機械かして林産事業を始めた会社はメチャクチャ儲かったような気がします。そこで儲かると、多くの林業会社がその分野へ参入しました。しかも、造林が分野で優秀だった人が林産事業に行ってしまったので、仕事のできない人たちが造林分野に残りました。
それから10年がたち
造林が上手な人が極端に減っており、新人が林業会に入ってきても造林を上手に教えられる人がいなく、新人が定着しない現象が起きています。
これは私のかなり主観的なところですが、造林と林産の定着率は明らかに造林のほうが定着率がわるい感じています。
そうなると
造林の仕事が人手不足になってきています。
人手不足になると、単価が上がります。
実は今の林業は造林のほうが儲かるブルーオーシャンなんですね