コントローラーDY

航空管制官です。空の安全、人の命を守るチームを作り実践しています。コミュニケーションエ…

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航空管制官です。空の安全、人の命を守るチームを作り実践しています。コミュニケーションエラーを防止するためのスペシャリストです。そんなエッセンスをお伝えします。

最近の記事

しっかりした確認からエラーは減る

人はどうしても易きに流れてしまう確認するということ。 言葉で表すと非常に簡単ではあるけど、これってしっかりやり出すと結構キリがなくて、めんどくさい。 自分が作った資料や仕事の中で出てくる様々な業務であったり、これらはこなすタスクが多ければ多いほど、自分がやったことを確認するのは大きな負担になる。 大事な局面で必要なことは、いくら確認しても大丈夫なのか不安にもなる。 だから簡単なことはどうしてもやりっぱなしで終わって、そのまま放置しちゃうなんてことはよくある話だと思います。 で

    • エラーを難しく考え過ぎないこと

      極端に考えたら。 前回の記事で相手の反応を想像するという話をしました。 この話をするとどうしても「どれだけの可能性を想定すればいいんですか?」という話がでてきます。 極端になる必要はないということ。 せいぜい2、3個程度でいいと自分は思っています。 「相手の反応を考えて」と言っておきながらなど言われそうですが、考えこめばキリがない。 極端な分け方をするなら自分に取って相手の反応が、いい方なのか、悪い方なのか。 それを見極めておけばいいだけです。 関係の延長線では。

      • エラーをなくせば、物事をはこびやすい

        現代のコミュニケーションの取り方は様々です。 普通に会って話をしたり、電話だったり、SNSであったり。 本当にたくさんのツールが溢れていますよね。 会話であろうと、文字であろうとエラーはどこかに潜んでいます。 ・エラーがあるとどうなるのか 家族や友達関係など親しい間柄であれば、多少のエラーは特に問題ないでしょう。 あやまれば済む話もそれなりにあると思います。 しかし仕事や大事な局面でのエラーはどうでしょうか? 例えば営業などであれば、契約が取れなかったりするかもしれません。

        • コミュニケーションとエラー

          1月2日、羽田空港で起きてしまった事故。 この仕事をしていて、本当に他人事ではないと痛感しています。 改めてコミュニケーションエラーは怖いなと、思ってしまいます。 どうしたらコミュニケーションエラーが減るのか。 日々考えながら努力しています。 完全は存在しない。 わかっているからあがいてみたくなってしまいました。 ここまで書いて悲観しているわけではありません。 自分がここまで培った経験や知識。 この資産を誰かのために使いたいと考えました。 改めてこのnoteでは、管制官とし

        しっかりした確認からエラーは減る