クラウドファンディング ①
こんにちは!
足立佑介です。
緊急事態宣言が広がりつつあるコロナ禍において、
衰退する事業もあれば、拡張する事業もある。
拡張している事業の一つが、クラウドファンディングだ。
サービスやアイディアをWEB上に公開し、支援を募り、その
サービスやアイディアを形にし、支援された方にお返し(リターン)するというもの。
簡単にいえば、ストリートミュージシャンに投げ銭するのをWEB上で実施するようなものだ。
世界最大手はKickstarter。
日本最大手は、CAMPFIRE。
かなりの先行投資をして手数料無料キャンペーンやTVCMを打ち、
国内で最も認知獲得に動き、日本最大手の位置を確立した。
その中で日本で一番最初に立ち上がったのはReadyfor。
東日本大震災を機に、「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」
というビジョンの元立上げられ、「困ってる方は助けるべき」という日本人の国民性も相まって、多くのプロジェクトが立ち上がった。
2020年のコロナウィルス感染症の影響を受けて立ち上がった案件でいえば、浦和レッズのプロジェクト。支援者7,796人、1.2億を越えた。
また現在進行している案件でいえば、立花家史料館のプロジェクト。
現時点で支援者945人、1.7億を集めている。
新型コロナウィルス感染症の影響を受け、立ち行かなくなった企業・サービス・事業に対して、「力になりたい」「助けるべき」という想いで多くの支援が集まる傾向にあるが、ただ、クラウドファンディングは金の成る木では無い。
・仕事で困ってるから起案して告知すれば資金が集まる。
・支援者が多くいるし知られているサイトで起案するだけで資金が集まる。
・手数料が低いので、資金が集まる
等、様々な憶測見解がなされているが、実際はそんな事は無い。
浦和レッズのプロジェクトでいえば、元々多くのサポーターがいて、
かつ熱狂的だった。
立花家史料館のプロジェクトで見ても、同様に熱狂的な歴史ファン、
またサイトを見れば分かるが多くの協力者が既に存在していた。
つまり、プロジェクトを成功に導く(資金調達する)ためには、
多くのファンがいる+熱狂的であることが大事なのだ。
新型コロナウィルス感染症によって、困ってる方が多いのは事実。
だからといって、起案すれば上手くいく、という代物ではない。
逆に支援が集まらなければ、逆効果の広告となる。
過度な広告や、安売りによってクラウドファンディングそのものの価値を下げるのではなく、正しく認知され、日本に普及されていくことを願う。
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