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他所(よそ)と比べてしまう「弱さ」を認める

こんにちは、北村(@PLAN-B)です。

先日、インスタを見ていて、ふと気づいたことがあります。

「あっ、比べてる・・・

インスタにはおすすめ機能とでもいいますか、

自分がこれまでに閲覧したものから興味・関心が高いと判断された情報が
どんどん表示されてくるんですね、

恥ずかしながら、僕がハードに筋トレをするようになってから1年、

僕の個人アカウントのインスタは、
男性・女性問わず、いろんな方の自撮り筋トレ写真や動画が勝手に流れ込んで来ています 苦笑

登場してくる方々の筋肉の仕上がり、絞り具合はすばらしいのひと言で、
それなりに鍛えてきた僕のカラダ・筋肉が、まあみすぼらしく見えるわけです。

どうでもいいんですが、

胸の筋肉、大胸筋が僕の弱点なんですが、
インスタの方々の大胸筋の仕上がりが半端ない!!

で、何が言いたいかというと、

そういった写真を見るたびに比べていて、
知らず知らずのうちに、比較してる自分に気がついて。

これって、

院長先生方が、他院さんと比較されて、
気持ちがかき乱されてるのと同じ感じだな、、、と。

そこで今回の記事では、

比較して不安になった時にしたいこと
限られたリソースでできることは?
さらけ出すことが強みに

こんな内容をシェアさせていただきます。

比較して不安になった時にしたいこと

冒頭でご紹介した通り、
マッチョ自慢の分野ですら情報で溢れかえっていて、

動物病院経営ともなれば、
競合地域の動物病院さんの情報は気になってチェックされるでしょうし、

避けていたとしても、飼い主さんから情報がもたらされたり、

また、Facebook等で繋がっている他所の先生方の情報も入ってくる状況だと思うんです。


気にならない方は気にならないのかもしれないですが、

僕はコンプレックスの塊なので、
そういった情報に触れてしまうと、もうダメですね、、、

落ち着かなくて不安になって。
ありもしないことを考えたり、
悪い方悪い方にどんどん気持ちが向かってしまうんですが、

その気持ち自体は否定しないようにしています。


そして、ここからが自分自身でもやっていて、
ご支援先の院長先生方にも実践していただいていることなんですが、

「目的を確認すること」

他と比べて落ち込んだ時には、この作業を必ずやってます。

何を目的にやっているのか?
(逆に、自分の目的でないのは何か?)
自分がどこを目指してるのか?
(逆に、自分が目指さないのは何か?)

こうやって気持ちの整理をしていくと、

不安だった気持ちが徐々に和らいでいって、
逆に集中すべきことが再認識できます。

限られたリソースでできることは?

集中すべきことを再認識する、、、

この作業をするのにおすすめする取り組みがあります。

それは、
動物病院の求人広告サイトを閲覧すること
です。

最近は、各病院さんの「採用」の取り組みが、
本当にもう競争状態を呈していて、

集合写真を見ればスタッフさんの数も検討がつくし、
CTを入れてたり、専門科目を設けたり、

求職者に対して他院よりも優って訴求できるモノを示して、全てが競争で、、、精神衛生上はいいとはあまり言えないですが、

何を目的でやっているのか?
どこを目指すのか?

この作業をおこなう際に、振り切れます。

具体的に、
自院の限られたリソース(経営資源)を確認できます。

経営資源といえば、

わかりやすいのは、人・モノ・金、です。

無い袖は振れないわけです。

人は、スタッフ数、病院の規模
モノは、病院施設や医療設備・機器
金は、資金力

もちろん、資金さえあればなんとかなることが多いとも思いますが、


最近の動物病院の状況で言えば、

患者が増えて、売上が伸びているのに、縮小せざるを得ない、、、

それは、
スタッフをお金で集めることができなくなってきてるからで、

施設を新しくしても、CTを入れても、、、厳しい、、、。
資金力ですら、怪しい状況となってきてると言えます。


じゃあ、

人は、スタッフ数、病院の規模
モノは、病院施設や医療設備・機器
金は、資金力

これらじゃないところで、

うちが訴求できる、今持っているリソースはなんだろう、、、と。

さらけ出すことが強みに

これ、難しい話に聞こえるかもしれないですが、

僕は弱みが強みになると思っています。

極端ですけど、例えば、

患者数が多くない → 予約枠に余裕がある
この患者数が多くない = 患者数が少ない

とも言えるんですが、

これって、一般的に考えれば弱みでしかないわけですよね。


ただ、別の側面から見ると、

飼い主さんからすれば、予約が取れやすい、待ち時間が少ない
求職者からすれば、焦らなくていい、じっくり診ることができる

こういう評価をすることができます。

実際、混雑して嫌な思いをしている飼い主さんもいますし、

じっくり診ることができずに獣医1人あたりの診察数までカウントされて、
追い詰められてしまっている獣医もいるわけで、

そういう方々からすれば、検討に値する場になるはずなんです。


ただ、それをなぜしないかって、

いろんな側面はあると思うんですけど、

弱みをさらけ出すことができない、弱みをちゃんと受け入れられてない、

先ほどの規模の競争で、

上を上を見てしまって、
足りない、足りない、

と思ってるからだと思うんです。

事業の目的=ゴールを知ることは、
何を目指さないかを知ることだと思うんです。

今あるリソースの中で、

周りから見れば弱みかもしれないところを、強みに変えることに注力する、

僕はこういった取り組みが、個人の開業病院には必須になると思っています。

弱みを受け入れて、さらけ出すことができるでしょうか?

もし他所と比較されて、不安になられるようでしたら、
大胸筋が弱点の僕に、いつでもお声がけください。


今回の記事では、

比較して不安になった時にしたいこと
限られたリソースでできることは?
さらけ出すことが強みに

こんな内容をシェアさせていただきました。


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