【一眼レフカメラ】星空や花火を撮影する設定を紹介
一眼レフのマニュアル撮影に慣れてきたから、少し難易度の写真を撮影したくなるかもしれません。
夜景や星空、花火などは、マニュアル撮影の中でも少し難しいです。 撮影するには細かな設定や、一眼レフ以外にも機材が必要になります。
夜景や星空、花火などを撮影するにはある程度カメラの基礎設定を把握しておく必要があります。 今回説明するもの
必要な機材
カメラの設定
では早速花火や星空の撮影方法について紹介していきます。
夜景・星空・花火撮影に必要な機材
暗い時に撮影する場合、機材を揃えるとより撮影しやすくなります。
三脚など固定できるもの
リモコン
基本的には上記の2点です。
三脚
三脚など固定できるものは極力用意しましょう。 地面や手すりなどにカメラを置いて撮影もいいかもしれませんが、撮影が困難になります。 三脚であれば小さくても問題ありません。 もし風が強い場合は三脚の長さを短くすることや、足がとても丈夫な三脚を用意しましょう。
リモコン
リモコンはカメラに触れないために用意する必要があります。
シャッターボタンを押す程度の振動でも、写真はブレてしまいます。 最近はBluetoothやWi-Fiに対応している一眼レフカメラがあり、スマートフォンからでも撮影できるのでリモコンが必要ない場合もあります。
リモコンやスマートフォンが無くてもカメラに触れずに撮影する方法はあります! セルフタイマーを利用するとカメラに触れずにシャッターを切ることができます。
星空や花火はシャッタースピードが命!
花火や星空などの写真を撮影する際はシャッタースピードによって写真の完成度が大きく変わります。
夜景
星空
花火
上記の設定の目安を紹介します。
夜景を撮影する時の設定
夜景は星空や花火と比べて比較的簡単です。
夜景を撮影する時の目安
ISO→100程度
F値→10より上(少し高めに)
シャッタースピード→1〜15秒程度
夜景は様々な表現方法があります。 シャッタースピードを長くして流動感を出す方法などもあります。 その場合はF値をあげましょう。
星空を撮影する時の設定
星空の撮影は夜景より少し難しいです。 星空を撮影する時の目安
F値→最小値
シャッタースピード→10秒程度
ISO→400程度
上記の設定が星空を撮る目安です。
星は常に動き続けているため、15秒あたりから星が動いてるような写真になってしまいます。 望遠にして星空を撮影する場合は微量の風や星の動きに注意してください。
星はピントを合わせるのがとても難しく、初めて星空を撮影する際はかなり苦戦してしまいます。 星にピントを合わせる際は、一番明るい星をファインダーで覗き込んでピントを合わせてください。
カメラの画面で確認しようとすると、どこを映しているのかわからなくなってしまう為、ファインダーから星を探すようにしましょう。
一回星にピントを合わせてしまえば、いちいちピントを調節する必要はなくなりますので最初だけ少し苦戦します。
花火を撮影する時の設定
花火を撮影する時は星の設定に似ていますが、星と同じ設定では爆発したような写真になってしまいます。 設定目安は下記のとおりです。 花火を撮影する時の目安
F値→10〜20程度(高めに設定)
シャッタースピード→5〜20秒
ISO→100程度
花火は近距離で明るいものなので、F値は結構高くする必要があります。
花火よって打ち上げタイミングが異なるので、シャッタースピードの設定がメインになります。
シャッタースピードの設定はBLUB撮影になります。 花火によってシャッタースピードのタイミングを見てみましょう!
花火は星よりピントを合わせやすいので、一回ピントを合わせられたらシャッターを切るだけです。 細かい花火を30秒間シャッターを開き続けたらものすごい写真に...
カメラの設定に慣れると夜も楽ちんに
花火や星空の写真を撮れるようになると、カメラの仕組みがほとんど理解できるようになります。
暗いときの写真だけではなく、昼間や室内での撮影にも応用が利き、今までとは違う写真も。
一眼レフを購入した方はぜひ、星空や花火の写真も撮影してみましょう!
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