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2020年4~6月にクリアしたゲーム

なんと今年も半年終わったんですね…。
割とサクッと終わるインディーゲーム中心にクリアしてました。
時間はあったはずなんですが、その時間に対して体感あんまりゲームやらなかったですね。note書き始めたのでそっちに時間費やし始めたのもあるかもです。

1~3月分のまとめはこちら




FF7R / PS4

いやーマジで面白かったですね。
リメイクでありながらも新作って感じで、次作が死ぬほど楽しみです。
今33歳なんですが、子供の頃にFF7をプレイして、今リメイクをリアルタイムでプレイ出来てるのってめちゃくちゃ幸運だなって感じました。

完全にネタバレありの感想を書きましたので、クリアした方はぜひ。

こちらの記事、googleにて「FF7R 考察」で検索していただくとトップに出てくるようで、多くの方に見ていただけ、単独10万ビュー達成しました。今も引き続き多くの方に見ていただいているようで、ありがたい限りです。

あとティファの腹筋が最高なので、ぜひプレイして動くティファの姿を見てくださいね。




マルコと銀河竜 / steam

ビジュアルノベルの新時代を目撃出来ました。本当に圧倒的なスピード感で、「面白かった」以外の感想を置いてけぼりにするような勢いのある作品でした。まだちょっと日本国内だと高いのかな? お金に余裕のある方はぜひプレイして欲しいです。損しないです。

クリア直後の熱い気持ちで感想も書いております、ネタバレは大分配慮したので勢いを感じていただければ幸いです。



グノーシア / switch

ほんと面白かったです。人狼が好きになりました。
対人で面白いゲームをそのままビデオゲームに落とし込み、削るところは削りゲームならではの面白さを加えている、物凄い完成度の高いゲームでした。
めちゃくちゃおすすめインディーゲームです。



INTO THE BREACH / steam

これはタクティクスオウガやファイアーエムブレムのような、戦略シミュレーションゲーム。
ただし、マップは10×10マスの小さなものです。
その中で数的にも不利な戦いを強いられ、街を防衛していくのがこのゲームの目的。詰将棋の詰められる側の気分なゲームです。

レベルアップは無し。厳密には、1ステージクリアで報酬を得ることが出来て、それをもとに自機を改良したり新武器を手に入れたりすることが出来るんですが、そのパワーアップタイミングがステージを内包するマップクリアに1回。
わかりやすくいうと、マリオで1-1や1-2をクリアするとパワーアップの素が手に入るけど、パワーアップが出来るのは1-4までクリアして、2-1に行く前のタイミングのみ、って感じです。

パワーアップも劇的に強くなるわけではない(移動が1マス増えるとか)ので、やっぱり自力というか自分の頭で考えることが第一なゲーム。

敵の数が多いし、毎ターン増えるんだけど、このゲームの特徴の一つが「敵が次にどんな行動をするかがわかる」ってところ。つまり攻撃予測が出た状態で、自分のターンを行います。
そして、自チームの攻撃は基本的に攻撃をすることで「相手の位置をずらす」ことが出来ます。
敵が目の前の1マスを攻撃しようとしているのなら、横から敵を攻撃することで敵を1マス横にずらし、敵の攻撃先も1マスずれる。
例えば街を攻撃目標としていたのなら、1マスずらして攻撃目標を横のマスにすることで、街が攻撃目標からはずれこのターンは無傷で過ごすことが出来る。そんなシステムです。

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さらに、敵をずらすことで攻撃先がずれることを利用し、攻撃先を別の敵...つまり同士討ちを発生させることも出来る。攻撃順も見ることが出来るので、「どの敵をどういう順番でずらせば街が無傷のままこのターンを凌げるか」を考えて自機を動かす必要があります。

一方で、敵の動きだけではなく次のターンにどのマスに敵が出現するかの予測も見えます。
敵は地中から出現するのだけど、そこに別のキャラクター、自機または敵キャラクターが「乗っかる」ことで、次のターンそのマスから敵が出現するのを防ぐことが出来る。そもそもが数的不利な戦いなので、これがとても重要。

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数少ない自チームが、どの敵をどのように攻撃することで、このターンを凌ぎさらに次のターンも有利に戦況を進められるか。非常に頭を使う、なかなか一筋縄ではいかないゲームですが、それでも針の穴に糸を通すような解決法が残されていて。
ビジュアルもシステムもゲームバランスも硬派な、骨太戦略シミュレーションでした。

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一応一つの部隊でクリアしただけで、他にも複数部隊があるようなのでときどきはプレイしたいですね。結構難しいけど。


IF FOUND... / steam

このインタラクティブ性は驚きでした。
ゲームとしては9割以上が画面を消しゴムで消していく、というアクション。それで話が展開していきます。

消しゴムでの消し方も、いわゆるペイントソフトでの消しゴムみたいに、ドラッグすることで消えていく。だから、色味とかが全く違う場面なんかだと、自分が本当に空間を切り開いているみたいでドキドキしました。そして妙な気持ちよさ。自分ながら、プレイするASMRと表現したのはなかなか的を射ているのではと思います。

他にも、例えば嫌な思い出を消しゴムで消すということがもう感情の表れになっていたり、言葉を上から鉛筆でぐちゃぐちゃに塗りつぶしたノートに対して消しゴムを使うことで、隠された言葉=本心を見ることが出来たり。
このあたりの、主人公の気持ちと消しゴム=消すという行為との関連性が良かったです。嫌な思い出を消すのはわかるけど、隠している要素を消すことで、本心をあらわにするというのは唸りました。

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一方で、消しゴム操作はほぼすべての場面で必要になるので、途中で飽きがくることも。また、場面転換に使われる際、消すというよりは新しい色で塗りつぶすというような感覚になり、消しゴムである必要はあるのかな? と少し疑問にも思いました。また、ノートに書かれた文字を消していくという場面が結構あるのですが、あそこは正直読むのに集中したかったかも。あと、単純に消すのが面倒に感じるところもありました。

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ストーリーも、正直なところ理解が追い付かない部分もあり、単純にすっきりというよりは考察して正解を自分の中で見つけて完成というところでしょうか。

いくつか気になる点はありましたが、しかしこの消しゴムのインタラクティブ性でゲームが展開していくのかなりの衝撃でした。ぜひスマホやタブレットではなくモニターのような大きい画面で体験してもらいたいです。



Helltaker / steam

無料配布されていたのでプレイ。どちらかというとゲーム内容よりキャラの可愛さがSNS上でも話題だったような気がします。

中身としては基本的にはパズルゲーム。一部そうではないのもあるけど、9割は2Dのパズルです。よく「倉庫番」っていうゲームに例えられてたりしますね。

規定の歩数でゴールまでたどり着くのが目的なんですが、もちろん岩や針のような障害物、歩数を消費して倒す敵、鍵のかかった扉なんかもあって結構頭を使います。
当然、決められた歩数が多いほど自キャラが多く動けるので難解に。人によりだと思いますが詰むところは詰むし、10分20分悩むステージもあったのでなかなか夢中になりました。あと1歩2歩なのになぜか足りない…っていう難しさ、なかなか絶妙。

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全10ステージ。プレイ時間は早い人なら1時間以下でクリアできると思いますし、悩んだら2時間、ドツボにハマったら3時間とかも全然ありえると思います。
しかし救済措置(?)として、パズルをスキップして話だけを見るシステムも組み込まれていたので、純粋にキャラクターのイラストを見たい人も安心です。

2000円だと厳しいですが、500円~1000円くらいなら全然お金取れるレベルじゃないかなあと思いました。無料とは思えない、しっかりした出来でした。



サマーレッスン:新城ちさと / PS4(PSVR)

サマーレッスン3作目、これで全員クリアです。
今回は世間を知らないお嬢様。パソコンやスマホ、いわゆる現代の若者が扱っているものや漫画について教えるというのがミッション。

というものの今までの2人とゲームシステムは変わらず、大体30分くらいでクリアできます。色々なイベントを見たりするには、周回が必要になるので好きな方は何周も楽しめるかと。

個人的には2作目のアリソンが一番好きでした。
そのあたりも別noteに書いたのでこちらをどうぞ…。


a new life. / steam

とても淡くて柔らか、優しいゲーム。
印象としては、Florenceと似ています。ゲームとして謎解きや敵との戦いがあるというよりは、そのときどきでの選択によって話が進んでいくアドベンチャーゲーム。

2人の女性が恋に落ちて結婚してそして…という話。Florenceと違うのは、女性同士の恋愛という点と、バッドエンドがあるという点。

いくつか選択肢…というか、セリフの選択があります。それにより先の物語が少し変わって、正解のセリフでなければバッドエンドへ。
短いチャプターごとにやり直せるので、リプレイはそんなに苦じゃないです。

淡いイラストが目を引きますが、音楽面もゲームの雰囲気に沿った穏やかなもの。特に良かったのは、「ローファイな音楽を作りたい」というセリフがあったしばらく後に、実際にローファイなビートの音楽がBGMとして流れたとき。ぐっときました。

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難点は翻訳。google翻訳をそのまま当てはめました、というような翻訳で、文章としておかしかったり会話としておかしかったりします。
そのため、「あ、この文章はこういう風に翻訳が間違っているんだな」と察して物語を理解する必要があります。ここが綺麗だったら没入感ももっと強くなってたんじゃないかと思います。

クリアまで30分くらい。完成度としてはFlorenceのほうに軍配が上がりますが、一方で物語の深さや重さについてはこちらが圧倒的です。エンディングでは思わず涙しました。

2人がどのような運命を辿り、どのような結末に至るのか。
steamで310円ですので、気になった方はぜひ。

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ベッドのカービィがかわいい


HELLO, HELLO WORLD! / PC

こちらの記事に書きました!


返校 Detention / steam

1960年代の台湾が舞台の、2Dアドベンチャーゲーム。
ジャンルにホラーを入れようか迷ったんですが、割とホラーは序盤のみで、恐怖感というよりは不気味さというのが前面に出ています。

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評判がいいのは知っていたんですが、ホラー苦手なのでずっと積んでいました。でも今度、この作品の開発スタジオであるRedCandleGamesが作った作品「還願 Devotion」が台湾で再販されるみたい(政治的な理由で発売1週間で販売停止になっていました)なので、今後日本でも出来るようになるかも、そのときに備えてやっておかなきゃと思いプレイ。

ゲーム自体はほぼ謎解きが中心。アイテムを手に入れるとか、時計の針をセットするとか、鍵を開錠するヒントを集めるとか。
それに加え、ストーリーとして台湾の歴史や社会背景が絡んできます。
この辺は全然知らなかったんですが、話を進めるとともに「そういう社会的な事情があるんだな…」っていうのはわかるので、事前知識は特にいらないです。主人公は学校に閉じ込められているのですが、どうしてこんな怖い思いをしているのかとか、どういった過去があるのかとか、学校をさ迷っているうちにだんだんわかってくるという話ですね。

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暗めで統一されたビジュアルからは、学校の不気味さがありありと伝わってきます。なんでしょう、びっくりさせるような演出は無いのですが、勝手にプレイヤーが怖さを感じるようなイラストがそこここに散りばめられているような感じです。泊まったホテルに飾られてる絵の裏にお札が貼ってあったら、もうその部屋自体不気味じゃないですか。それは勝手に自分が想像しているだけなんですが、そんなような、ポイントポイントから不気味な印象を覚えたゲームでした。

翻訳はばっちり。操作性も特に不満を感じるところはありませんでした。謎解き自体も、ちょっとヒントが無いんじゃないかなと思うところはあれど、複雑なものではないので難しいわけではないです。私は多分5~6時間くらいでクリアしました。
話の進むペースがちょうどよく、終盤は全く予想もしていなかった事実が発覚したりするのでとても面白かったです。

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インディーゲームであると思いますが完成度が高い作品ですので、怖めの雰囲気のゲームでも大丈夫な方にはおすすめです。(ただし血の描写はあるのでご注意を)



Assemble With Care / steam

色々な物を直す修理屋である主人公が、とある街で人々の壊れた持ち物を直していく物語のゲームです。物を直すことを介して依頼人の物語を知り、また変化していく様を見守ることが出来ます。
依頼された物を直すだけの受動的な仕事、感覚としてはVA-11 Hall-aのようなスタンスと捉えられます。主人公が中心ではなく、あくまで依頼人が主導で物語が動き、主人公は外から眺めている感じ。

ゲームシステムとしては、短い主人公のモノローグや依頼人との会話が紙芝居数ページ分あり、実際に修理するパズルゲーム、そして完成したらまた紙芝居数ページで1ステージ終了。

ゲーム性があるのはこの中の修理パートなんですが、ここがまた秀逸な出来。例えば最序盤の、カセットレコーダーを修理するステージ。

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まずは伸び切っているテープを…

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鉛筆で巻き取ります。

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ドライバーでネジを外し、電池を交換。

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これで完成。

これは一番簡単なステージですが、後半はもうちょっと手数が増えるものや考えないといけないものも出てきます。しかし、難易度としては全然簡単なほうなので、パズルが苦手でも楽しめますし、何より修理するという行為がこんなに気持ちいいとは知りませんでした。

また、明らかにASMRを意識した音作りも魅力です。ちょっとした効果音が、心地いいを飛び越えて気持ちいいのです。特に、この柔らかなビジュアルと相まってゲームに夢中にさせられました。

その他、例えば修理中にネジを外すことがあるのですが、外したネジは当然修理の最後には再びはめないといけません。そこでも一工夫あったなと感じたのは、ネジが常に同じ長さということです。

よく、物を組み立てたり修理するときって、長さや太さの違うネジがあって、どのネジがどこに対応してるんだっけ…と面倒くさくなることがあると思います。
このゲームは修理のシミュレータ的でありながら、そういった地味なストレスをしっかり無くしているんですよね。

音やビジュアル、システム面から、気持ちよくまとまった作品でした。
ボリューム感もストーリーもちょうどよく、2時間程でクリアできると思います。

穏やかで完成度の高い、良いゲームでした。


クリアの無いゲームや積みゲー、プレイ中のゲームなど

APEX LEGENDSやってます。メインはライフライン。始めたら止まらなくなっちゃうので、最近は自粛気味。


ぷよぷよテトリスもついやっちゃいます。熱くなるといつまでもやってしまう…。



ゼノブレイドDE買いましたがまだあんまり進められてません。マップでかい…。



Steamのセールで買った「Chinese Parents」をなんとか翻訳頑張りながら始めました。今夏に日本語版が発売されると思いますが、英語の勉強も兼ねて。


ATRI -My Dear Moments-もプレイ中です。この時代にノベルゲームが発足されるのは応援したい!


Photographsも面白いです。ドット絵のパズルに陰鬱なストーリー。重い。


ウムランギジェネレーションも途中だった。結構難しいんですよね。


The fiends of Ringo Ishikawaも進めないと…。オープンワールド意外と苦手かもしれないです…。


Startup Companyは日本語訳されているので買ってみました。カイロソフトのゲーム開発ゲームの複雑版というような印象です。


他にも積んでいるゲーム多数ありますが、まあこのくらいで…。


今後買うゲーム

あんまり調べてないのですが、FFCCは買おうかなあと思っています。


あと、No Straight Roadsは絶対買います。音楽が素晴らしいしゲームデザインも良さそう。色使いも好き。


Ghost of Tsushimaも気になってます。

そんなところですかね…。
現在仕事が無いので時間はたっぷりあります。note書きまくったり好きな勉強したりゲームしたりしつつ転職活動していこうと思います。

時期も時期なのでどうしても転職上手くいかなそうだったら、資格を使って今までと同じ職種に就くつもりです。どこも人不足の資格職なので職が無くて困るということは無いと思います(待遇はどこもあんまりよくないけど)…が、そこに落ち着く前にせっかくなので色々試そうと思います。

PS5の発売も徐々に近くなっていると思いますし、今のうちに積みゲーを消化したいですね…!


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