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087:【旅行記;ジンバブエ・ザンビア・ボツワナ】week75

1日目(Dec26)〔Day518〕

☆ジンバブエ,ビクトリアフォールズ
曇時々雨 最高気温26℃ 最低気温16℃ 湿度90% 日の出5:41日の入18:53

・入国審査で日本のパスポートを見せると陽気に日本語で挨拶してくれた。嬉しい笑
・KAZAVISA(ジンバブエとザンビアのダブルビザ)はUS$50でした。噂通り南アのランドも使えたけど、気持ち割高だったのでUS$で支払い!
・観光地だし、年末だし、意外と日本人の姿が多い。
・市内までのアクセスはタクシー(US$30)のみと言われた。事前に調べていたシャトル(US$14)はなかった。US$はビザや交通費等最低限しか用意しておらず、南アの600ランド(US$1=20ランド換算らしい)で連れて行ってくれると言ったが、「500ランドしかない」って言ったらそれで連れて行ってくれた。交渉大事!
・Shoestrings Backpacks Lodgeに到着。安くて人気なためいろんな国の人がいた。
・今晩の夕食はスーパーのお惣菜とりんご。今後の水や朝ごはんもついでにゲット。ジンバブエにも南アと同じガソリンスタンドとスーパー(Pick n Pay)がありました。やっぱり南部アフリカだな〜と。ちなみに、値札はジンバブエドルでの表記。めちゃくちゃ数が大きかった。タクシーの運転手も言っていたけど、ジンバブエドルの価値は低いからUS$が主流。だったらUS$表記でいいじゃん。ちなみにリンゴ5個入パック2407ジンバブエドル=0.37US$でした。つまり1ジンバブエドル=約0.00015US$=約0.021円(US$1=142円)です。地元の人は10000ジンバブエドル=1ドルと認識しているみたい。ちょっとズレてくるけど、確かにこの方が分かりやすい。いや、もうUS$表記にしなよ笑

・宿に帰り、早速日本人の方に遭遇。なんとお隣の県の小学校の先生でした。旅好きの方で、冬休みが入ると同時に来たのだとか。それで、始業式前日まで南部アフリカを旅するらしい。なんとアクティブな方だ!すっかり意気投合し派遣期間終了後にまたお会いする約束をしました!早速素敵な出会いがありました!一人旅の醍醐味!

2日目(Dec27) 〔Day519〕

・今日は朝から土砂降り。明日からは天気予報では晴れるみたいなので、予定を変更し宿でゆっくりすることに。
・昼頃に昼と夜のご飯のためスーパーへ買い物へ。そして、南アフリカの通貨ランドもジンバブエで使えるけど、今後の旅のことも考え、ナミビアで使う分を残して(ナミビアではランドも使えるため。)、US$にも換金したかったので銀行にも行った。しかし、銀行の前のガードマンに「口座がないと換金できない。」と言われた。そこで、「ブラックマーケット」のことを教えてくれた。高レートで換金できるとのこと。すると、近くにいた女性を見つけ、こちらに呼んでくれた。この女性が換金してくれました。てっきりどこかに闇市みたいな場所や店があると思っていたら、まさかの人でした。しかも、ちゃんとガードマンも立ち会ってくれて、スーパー近くの店の中で現金のやり取りを行うことができた。想像以上に親切だったし、安全も確保してくれてありがたかった。
・「旅にトラブルは付きもの」とよく言うけど、やはり今回も…。悪天候のため予約しておいた明日のツアーが急遽キャンセルに。でも、天気予報では明日は曇り。なので、急いでレセプションに行って別会社で遂行するところを探してもらった。現金しかダメだとか、チェックインの時に聞いていた値段よりも高い値段を言われたりしたけど、なんとか交渉を頑張って、予約していたツアーと同じくらいの値段(US$180)でOKしてくれた。でも、US$100分は現金で払うことに…(手持ちの現金が少ないから、なるべくカードを使いたい。)
めちゃくちゃ疲れたけど、結果的にはとてもいい人でよかった。仲良くなった日本人のHさんもとても心配してくれてありがたかったです。

3日目(Dec28) 〔Day520〕

☆ボツワナ、カサネ
曇り 最高気温27℃ 最低気温19℃ 湿度76% 日の出5:45 日の入18:56

 天気予報通り曇り!雨ではないだけマシだ!
 7:20にレセプションで待っていると時間通りにガイドがやって来た。「絶対遅れてくると思っていたからちょっと驚いた(失礼なのは分かっているけど、アフリカで生活しているとどうしても…)。ガイドと言ってもボツワナとの国境までのドライバーです。名前はゴトウさん。ちなみに、昨日換金してくれた女性はタナカさん。この辺りでは一般的なfamily nameなようで、「私の祖父の祖父の祖父は谷村新司だ!スバルという歌が有名だ!」なんて冗談まで言ってきた。日本のことをよく知っていますね。それに日本語もいろいろと知っている。まぁ、日本人観光客が多いからだと思うけど。それにしても日本と似た名前は親近感が沸いて嬉しい。昔から何かしらのつながりがあるのか?たまたまなのか?とても気になる。ちなみに、ゾウのことをショナ語(ジンバブエの現地語)でもゾウと発音するらしい!国境に行くまでに、ゾウとバブーン(ヒヒ)に会い、その時に教えてくれた。
 さて、人生初の陸路での国境越え!ドキドキしたけど、予想よりすんなり手短にジンバブエの出国審査完了。そして、ここでも日本のパスポートを見て「コンニチワ!」と言ってくれた。嬉しいな〜笑
 その後、ボツワナ側担当のガイドのサファリカーに乗って、ほんの数100mのところで入国審査。車も人も消毒槽みたいなところでタイヤや靴の裏を消毒してボツワナ側へ。「何でこんなことするんやろ?笑」。ちなみに、ボツワナ側の方が出入国審査をする建物が綺麗だった。

ジンバブエ側
ボツワナ側

 さて、午前中はサファリカーでゲームドライブ。昨日の雨の影響を感じさせないくらい予想以上に動物や鳥を見ることができて満足!バッファロー、キリン、インパラ、ウォーターバック、ゾウ、鳥はいろいろ!(名前は分からん笑)。カラフルなボツワナの国鳥『ライラックニシブッポウソウ』が見られたのはラッキーでした。

ボツワナの国鳥『ライラックニシブッポウソウ』

 ランチはおしゃれなロッジで頂きました!ビッフェ形式だったので、ここぞとばかりに腹を満たしました笑(アフリカはアクティビティがとても高いから、食費など削れるところは削ります!もちろんご当地メニューなど食べておきたい料理は食べる!)
 午後はボートクルージング。ここでは、カバ、イノシシ、ワニ、赤ちゃんワニを見ることができた。ワニが迫力満点でした!
 前日はいろいろとトラブルがあったけど、大満足の1日だったので、結果オーライ!

体長5mの巨大ワニ!

4日目(Dec29) 〔Day521〕

☆ジンバブエ・ビクトリアフォールズ
晴れ 最高気温31℃ 最低気温19℃ 湿度64%

 今日はデビルズプールに挑戦。その前に集合場所がザンビアなので、ボツワナに続き人生2度目の陸路での出入国審査!効率が悪いな〜とは思いながらもすんなり通過。そこからしばらく歩くと国境にかかる橋に着きました。バンジージャンプのスポットでもあります。ビクトリアフォールズの一部も見ることができました。ザンビアの人たちと写真撮影。みんなとてもフレンドリー。

 ただジンバブエ側もザンビア側も物売りはしつこい。そして、みんな自分のところで買って欲しいから必ず名前を名乗ります。ハイパーインフレを起こした昔のジンバブエドルを売る人がしつこかったので、言い値の3分の1で買いました。欲しかったのでラッキーです。旅での買い物や運賃は値下げ交渉必須です!

 ザンビア側の出入国検査所まで結構距離がありました。さて、なぜか多くの人に写真撮影を求められました。日本人を含めアジア人がソロで旅しているのは珍しいし、英語も話せる人は少ないからだとか言ってました。いや、この時期めちゃくちゃ日本人見るけどな…笑
 さて、その後ザンビアの通貨クワチャが欲しかったので、その場にゴロゴロいる両替商の人たちに声をかけて少しだけ交換。US$1=K20でした。
 集合場所まで歩いて行けるだろうと思ったけど、かなり距離があって疲れました。それにGoogleマップには載っていない場所だったので不安でしたが、その近くで商売をしている現地のお兄ちゃんに会い、連れて行ってくれました。日本のアニメが好きみたいで会話が盛り上がったので長い道のりも楽しめました。ありがとう!もちろんお礼にチップも渡しました。
 とうとう、デビルズプールへ挑みます。まずはボートに乗ってポイントまで。その後は泳いでデビルズプールへ行きます。参加者のみんなで所々手を繋ぎ協力して行きました。流れも早いところがあるので、泳ぎが苦手な人は少し怖いかも。でも、みんながいるから大丈夫!
 いざデビルズプールに着くと目の前は滝の淵なのでやはり少し怖かったです。写真撮影の時はスタッフが足を持ってくれるので安心です。ただ、いたずらで力を緩める時があってビビりました。笑ってる場合じゃないぞ!それは冗談抜きでやめてくれ!笑
 値段はUS$125(午前中の朝食コース)と高いですが、水量の少ないこの時期しかできない経験なのでおすすめ!最高の思い出になりました!

 午後から再びジンバブエに戻り、ビクトリアフォールズ国立公園へ。目の前にはバブーンやイノシシがたくさんいるので物を取られないように気をつけましょう。入場料はUS$50。ザンビア側は確か半分くらいの値段。でも、絶景スポットが多く、広さもあるジンバブエ側の方がおすすめなんだとか。ちなみに、僕は南アに住んでいるので、南部アフリカ協定みたいなルールでUS$30になりました。ラッキー。
 view pointはNo.1(リビングストン像がある)からNo.13まであって、その後最終地点は国境の橋が見えるところで終わりでした。どこも絶景です!2日前の雨で水量も多くて見応えがありました。歩いていると小雨のように水しぶきがかかりましたが、気にならない程度でちょうどよかったです。この景色でさえ迫力満点なのに、水量が多い時だと大変なことになりそう。雨具やカッパは必須だと思う。日本人の方と仲良くなって写真を撮り合いながら巡れてよかったです。
 他の世界三大瀑布(ナイアガラの滝、イグアスの滝)も見たくなりました!

5日目(Dec30) 〔Day522〕

☆ザンビア・リビングストン
晴れ 最高気温31℃ 最低気温19℃ 湿度62% 日の出5:43 日の入18:55

 今日もザンビアへ日帰りで向かいます。JICAのルールで陸路は日帰りのみ許可されます。我々の安全のことを考えての措置なんだろうけど、制限が多くて本当に旅がしにくいです。
 9:00からMukuni big 5 safaris でライオンと散歩するツアーに申し込んでいました。そこで、まずはリビングストン市内までタクシーで行きます。出入国審査所の前にいたタクシー運転手の人たちに聞いたら200ドルって言われました。ザンビアのクワチャかと思ったけど、USドルって言っている。明らかにぼったくりです。ぼったくるなら、もう少し考えてウソをついた方がいいなと思いました。そこで、ちょうど市内からやってきたタクシーを捕まえ、15クワチャで行ってくれました。事前に10〜20クワチャで行けるという情報を掴んでいたのでよかったです。そのままサファリに向かってほしいと交渉したら、場所は国境の近くと言っています。でもGoogleマップには市内の近くを示している。いろんな人に聞いてみたら、そこはオフィスだと言う。「地図に出てくる写真にはサファリの様子やライオンと歩いてある様子が写っているじゃん!オフィスなの?」とかなりショックを受けました。でま、これは完全に自分のリサーチ不足。もう9時には間に合わないので連絡を取りたいが、Wifi がない。そこで、バックパッカーに人気の宿Fawlty Towers(リビングストンで泊まるならここかな〜って思っていたところ)に行き、事情を説明したら連絡を取ってくれました。無事15時に変更ができました。
 一時はどうなるかと焦りましたが、結果よかったです。予定を変更し、先にリビングストン市内を散策。南アでお馴染みのスーパーSHOPRITEやSPER、ファストフード店はデボナーズピザやHungry Lionがあり、物価の比較がしやすかったです。やっぱりザンビアは安い!(例:コーラ500ml→K11=約55円)何でジンバブエとこんなにも違うのか?(ジンバブエは高い。コーラ500ml→US$0.55=約78円)。どちらもおそらく南アから輸入しているはずなのに…。
 ちなみに、ザンビアの人は日本に対して好印象な人が多い。理由としてはJICAがたくさん助けてくれているからそうです。「自分もJICAだよ!」と言うとすごく良くしてくれました。もちろん日本車も多くて、この後サファリに送迎してくれたドライバーは車のエンジンをかけた時に流れる音声「ETCカードが…」の真似が上手で面白かったです。いずれにしても、親切な人が多い印象でした。
 昼ごはんにはローカルレストランでシマを食べました。いわゆる南アではパップ、ジンバブエではサザと呼ばれ、トウモロコシの粉を水で煮てこねた主食です。感想は無味でしたが、南アのパップより舌触りが滑らかでした。きっと店でも違うんでしょうけど。ローカルフードは食べたかったので良い経験でした。(ビクトリアフォールズでも、ローカルレストランに行ってみたかったけど見当たらなかった。完全観光客向けの町です。)

 迎えの時間まで結構あったので、地元民で賑わうローカルエリアにも行けて、彼らの生活を少しは垣間見えた気がします。満足!

 いよいよお待ちかねのWalking with lion!!
南アでもやりましたが、ここはかなりしつけられています。だから、ちょっとかわいそうだとも思ってしまいました。ただその分、素敵な写真が撮れたり、尻尾を持って散歩をしたりすることができました。お値段はUS$150。高いけど、これもまた貴重な体験でした!一生の思い出がまた1つ増えて嬉しです!

6日目(Dec31) 〔Day523〕

  大晦日ですね。旅をしているし、南半球で暑いから実感はまるでありません。
 さて、1日ビクトリアフォールズ市内をブラブラ。と言っても、こじんまりとした町だから、お土産屋さんかスーパー、アクティビティ会社くらいしかない。ちょっと栄えてそうな場所でもファストフード店が1つ、その横にジャラート屋がある。あとは寂れたショッピングモールがあるくらい。

 でも、ゆっくりと趣味のマグネット集めのために値下げ交渉したり、鉄道が通過していくところを見れたりしたから、このくらいの余裕があってよかったかもしれない。
 タクシーはUS$20のところを15にしてもらえた。ただ、4人用のところに途中で5人も追加したので、もっと割引してくれるように頼んだら14ドルになった。でも、地元の人は1ドルくらいしか払っていなかったようだ。まっ、こればかりはしょうがないので目をつむります。
 お次は、ナミビアへ向かいます!ちなみに、爪切りばさみやヤスリ、耳かきが入ったセット(爪切りはセーフ)が没収されました。今までの空港は何の問題もなかったのにー!!「ここではダメなのよ!」って言われました。そんなの知らん!笑
 航空会社はヨーロッパのDiscover Airlineという航空会社でした。予約した時はドイツのルフトハンザ航空だったのに。フライト時間は2時間くらいだし、人も少ないし小さいかと思ったらジャンボジェットでした。おそらくナミビアに行ったら、そのままヨーロッパへ飛ぶのでしょう。広々と快適でした♪


ここまで読んで頂きありがとうございます!
自分用の旅の記録ですが、参考になれば幸いです。
次回はナミビア編です。
See you next time!!

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