プライミング効果「朝の過ごし方の重要性」
おはようございます。
伊藤です。
突然だが、皆さま朝の時間をいかがお過ごしだろうか?
今日この記事を読んでいただき、もう一度朝の時間をどう過ごすべきか検討されると良いと思う。
「プライミング効果」をご存知だろうか?
プライミング効果とは、先行刺激を与えることによって後続の刺激の処理を抑制、もしくは促進するというもの。
しかもその反応は潜在意識的に行われるため、意識、無意識関係なく効果は起こる。
例えば
「ピザ」と10回言ってください。
↓
ここは?(肘を指差す)
↓
肘だと分かっているが、先行刺激を与えられているため関連性を勝手に見出し「膝」と言ってしまう。
「キリン」「ぞう」「犬」「ゴリラ」「ライオン」など動物の写真を見せられる
↓
早いものを答えてください
↓
「光」や「新幹線」のようにさまざまな選択肢があるにもかかわらず、先行刺激を受けているため「チーター」のように勝手に動物に紐づけられてしまう。
これもプライミング効果だ。
先行刺激を受けると、後続の刺激の処理に影響を与えるというわけだ。
例えば朝、ヤンキー物の漫画を読むとする。
その日、道を歩いていたら、たまたますれ違いざまの人に肩をぶつけられてしまった。
ヤンキー漫画の先行刺激を受けていると、わずかに反応が影響を受けやすくなる。
普段なら「あ!すみませんー」でいいところを、ちょっと睨んでしまうかもしれない。
やはり影響は受けるのだ。
主人公がメソメソ感情的なことを言いながらネガティブなことを口にする漫画を読むとする。
その日、小さなミスをしてしまった。
主人公の言動に影響を受けて、いつもより変に落ち込むかもしれない。
先行刺激によるものだ。
最近流行りの幽霊より人間の方が怖い話系も朝見るには良くないのかもしれない。
より必要以上に疑り深くなっているところに、たまたま何か嫌なことがあったとき、もしかして誰かにやられたのかも?などといらんことを考えてしまうかもしれない。
いい使い方もある。
プライミング効果はかなり強い影響力を持つと私は思う。
一日の初めに、私は長期目標とどんな自分にいくつまでになりたいか。
どんな自分でありたいか。
そのためには今日1日をどんな自分で過ごすべきか。
を紙に書いて確認する。
これもプライミング効果をつかったものだ。
例えば私の一つの行動指針に、負の言葉を言わない。(悪口や不平不満など)同調圧力が強くても屈さず、同調、共感せずに離れる。
というものがある。
これを先行刺激として入れておけば、その日何かよくないことが起こっても、私が愚痴や不平不満をいうことはない。
まとめ
朝の時間はインプットすべき刺激と、インプットすべきではない刺激があると思う。
自分の目標にとって役立たない刺激は選択的に控えよう。
その上で自分の目標達成に必要な選択は毎朝インプットし直そう。
朝は潜在意識もまっさらな状態だ。
せっかくまっさらな机の上に、良くない刺激をぶちまけるのは、1日を台無しにすることに等しい行為なのだ。
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