百字小説㊱ 「夢」

息子には夢の中にいると思い込ませる催眠を受けて貰った。これで引っ込み思案の彼も思い切った行動に出て良い青春を送れると思って。しかし夢は恥のかき捨てなのか非行に走るようになった。ああ、夢であって欲しい。

(100字)

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