NO COFFEE,NO LIFE.
日曜の朝はコーヒー豆をガリガリ挽いて、お湯を注ぎ、ゆっくりドリップしたら少しコンロで温めてマグカップに入れて、父は砂糖と牛乳、母は砂糖を入れていた。
私の人生で最初のコーヒーの記憶。
毎週日曜ずっとその光景を見ながら成長し、私にもコーヒーを淹れてもらえるようになったのは小学校の高学年だったと思う。
マグカップに3分の1位コーヒーを、後は牛乳をたっぷり入れられたのが私の初コーヒー体験。
衝撃的に美味しかった。
大人の入り口に立たせてもらえた喜びも感じて、それから毎週コーヒーを淹れて貰った。
高校生になる頃には、自分でも淹れて飲むようになっていたけど、専らインスタントコーヒーに牛乳を入れたもの。
大学生になると外で買って飲むもので、社会人になった頃、スターバックスが出来てからはスタバのラテが定番になった。
そしてそのラテを自宅で飲みたくて買ったのが、カプチーノを入れられるデロンギのコーヒーマシン。
結婚してすぐ、テーブルも椅子も無いのに、まず買った。バカなの?私。
夫もよく許してくれたものだ。ま、夫は何でも面白がる人なので、こうゆう私を人生の相方に選んでくれたんだろうと思ってる。今は。
脱線したけど、それくらい人生にコーヒーが居たんです。
もちろん紅茶も緑茶も好きで、紅茶は検定受けたり、緑茶は茶道習ったりと、結局のところカフェイン好きなのかもしれないけど、そこ追求するのはまた今度で。
コーヒーに戻ります。
結局カプチーノマシンは手入れが大変だったから、子供生まれたらコーヒーメーカーに変えた。その後、安いコーヒーメーカーを何台か使って、今はドリップと水出しに。
ドリップは便利、飲みたい時はマグカップに落とせば、すぐ飲めるし洗い物も少ないし。
水出しはボトルに夜寝る前にセットすれば、朝起きた時絶品アイスコーヒーが出来上がってる優れもの。
おかげで充実したコーヒーのある人生を送れていたのに、最近気づいてしまった。
夜にコーヒー飲むと、寝付き悪い気がする・・・
悲しいかな、年取ったのでしょう。身体が。
20代の頃は散々呑んだ後、カフェで締めのコーヒー飲んでたのに。
で、考えた。今はデカフェって便利なものあるよね。
でも正直、美味しいと思ったこと無くて。
一か八か買ってみた。
お店の場所は知ってるが、買ったこと無かった憧れのコーヒー屋さんの
デカフェドリップパック。
けど、一介の主婦には一瞬躊躇するお値段だったのは、ここだけの秘密でお願いします。
これ、ビックリ。美味しい。コクがあって香りも高くて。
深夜にコーヒー飲めるの、人生を豊かにするツールが一つ増えたも同然よ?
あ、私のね。
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