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飯田橋 咖喱人(かりーびと)

どうも、ゆーしんです。
身内アドベントカレンダー16日目です。

昨日はホシハウス専属カメラマンこばゆーの今年の写真下半期編(前編)でした。
フィルムカメラの写真はデジタルにない柔らかみを感じて良いですね。
今日はカレー作る話じゃなくて食べる話メインです。

本題

0.カレー作りのきっかけ

昨年の夏頃に、カレー用スパイス(と、インドカレー屋のBGM)を誕生日プレゼントとして頂いたことをきっかけに、カレーをスパイスから作るのにハマってしまった。特別な器具などは必要なく、材料も普通のスーパーで買えるものがほとんどなので、定期的に作っては家庭で楽しんでいる。

実は、私がカレー作りを始めるきっかけになった店がある。

東京都千代田区飯田橋。印刷会社や出版社が多く立ち並ぶこのエリアの細い路地に、その店はある。

CURRY&SPICE BAR 咖喱人(かりーびと)である。
(表記はポイントカードに準拠、以下かりーびとと表記。変換が面倒なので。)

カウンターのみ10席弱程度の店内に、入れ替わり立ち替わり客が来る。ランチタイムの行列は、昼休み終わりまで途切れることはない。

かりーびとはこの辺りでは有名な店で、東京のカレー百名店にも数えられる、名実ともにウマい店である。

1.かりーびとの魅力

ランチタイムのこの店のメニューは、
チキンカリー、キーマカリー、豆カリー、そして限定カリー。
これらの単品or2種、3種盛りが注文出来て、値段は1000円前後。
そのほかトッピングや副菜が注文できる。
私はもっぱら、限定+チキンか限定+キーマの2種盛りを注文する。

限定+チキン2種盛り(焼きチーズトッピング)

この食欲をそそる盛り付けをご覧いただきたい。
写真だと、右上がチキンで、下半分が限定。
ライスはこだわり配合のスパイスで炊き上げたターメリックライスで、キャベツやにんじんのピクルスがデフォルトで付いてくる。
残念ながらチーズはトッピングだ。ポイントカードを作るとサービスが受けられるので、ぜひ作ろう。

さて、見た目もさることながら、味も申し分ない。
ピクルスは各種カリーと一緒に食べることを計算した絶妙な酸味があり、一皿の中で飽きのこない美味しさを実現している。
ライスも香りが良く、カリーとの相性が抜群だ。

しかし、なんといっても特筆すべきは限定カリーだ。
かりーびとの限定カリーは、独創的な具材を使ったものが多い。
先ほどの写真の限定カリーは、「エッグアラパルク(うずら卵・ジャガイモ・ほうれん草)」というらしい。日本のカレーにはまずない組み合わせだろう。
他にも、「鯖とひよこ豆のココナッツカリー」「ニラとごぼうのペッパーポークカリー」など、和食のような具材もちらほら。
個人的に衝撃だったのは「厚揚げと鶏肉の和出汁カリー」だ。まるで煮物のような香りを感じるが、スパイスがキマったまさしく「カレー」と呼ぶべき味だった。

この個性的なカリー達を味わうために、ぜひ足を運んでみて欲しく思う。
お店のInstagramに限定カリーが投稿されているので、気になった方は覗いてみてほしい。

かりーびとの魅力を語る上で、夜の営業についても触れておかねばならないだろう。
店名にBARと入っていることからも分かる通り、アルコールも提供している。
夜メニューも個性的で、ドリンクにはインドのビールやアルコール入りラッシーなどが並ぶ。
おつまみには、タンドリーチキン風唐揚げの「タンから」、インドのピクルス「アチャール」や「フムス」というサラダなど、耳慣れない料理もあるが、不思議とどれも美味しい。
もちろん夜もカレーは楽しめる。昼に比べて夜は落ち着いた雰囲気で、夜限定で時間のかかる焼きカレーも注文できる。

夜は屋台のような佇まい。内装も相まってどことなくアジアの異国を思わせる。
おつまみセット

2.カレーは自由!

かりーびとをきっかけに他にもいろいろな場所でカレーを食べたが、カレーというのは本当に奥が深い。具材も自由だしトッピングも自由だ。ナンでもいいしライスでもいい。単品でもいい。

基本的に家で作るスパイスカレーは、玉ねぎとトマトをベースにスパイスを混ぜて作り上げる。この時のスパイスの比率は基準こそあれど割と適当だ。意外とおいしくできる。
具に関しても、鶏肉、ひき肉、シーフード、種々の野菜など、入れるもので違った味わいがある。

カレーという料理の名称は、実はすごく広範囲をカバーしたものである、というのをどこかでみた覚えがある。

インドには、スパイスで肉や野菜を味付けして煮込んだ料理が無数にある。カレーではない固有の名がついている場合もある。
これらの料理が国外に広まった際に、総称してカレーと呼ぶことになっただけらしい。語源は諸説あり。
逆に言うと、スパイスで煮込めばもうそれはカレーである。

カレー作りの趣味も一段レベルアップさせて、かりーびとのように美味しいオリジナルカレーを模索していきたい今日この頃だ。
店を出すわけではないが、試行錯誤の楽しみがカレーにはある。
老後に喫茶店でも開いて出してやろうか。
「スパイスカレーの美味い老夫婦の喫茶店」
なんとも夢のある話である。

3.終わりに

今日は金曜日なのでカレーの話をしました。
金曜日カレーは海軍が海上の曜日感覚を失わないために作られた習慣のようですが、体感的に金曜日にカレーのランチを出す定食屋は多くあります。もちろんかりーびとは1.5倍混んでいます。
無性に食べたくなるんですよね、金曜カレー。

明日はまっちゃくんの「ゆうやけこやけ強さ議論スレ」です。浅学にして何の話かさっぱり想像もつきません。
お楽しみに。

それでは。

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