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突然、なに?という感じだと思いますが、先週レストランで食事中にドイツ人のパートナーに「優は面白くない、優が言うジョークで笑ったことない」と言われて憤慨しかるく喧嘩になりそうでした。

なんで面白くないと言われたことにそんなに気を害したかというと、私はお笑いが大好きで、日本人女性の中では割と面白いほうだと根拠のない自信があります。普通の日常生活の中で面白いことを見つけるのが結構得意。

海外生活が長くなっていますがお笑い番組は常にチェックし勉強しています。多少好みに偏りはあれど、新喜劇や笑点などクラシックなものを見て育ち、ダウンタウンがごっつええ感じで最高に面白いコントをしていたときど真ん中でテレビを見ていた世代。いまも、面白いと思ったお笑いの動画を関西人の友人とシェアしあうなど頻繁にして勉強しています。

なのに、面白くないと言われてショックを受けた私。

でも確かに、英語で日本人にしかわからないような個人的なすべらない話みたいなのをそのまま翻訳して話しても面白さ伝わらない・・・

英語のコメディを見て英語の表現は学んだとしても、私がそのままそのジョークを言ってもそりゃ全然面白くない。

ドイツ人のパートナーにダウンタウンのガキの使いやあらへんでの企画で海外に輸出されていて英語の字幕が入るSilent Libraryやドキュメンタルなどを見せたことがあるけれど、日本のお笑いは馬鹿なことして騒ぐだけという印象を持たれたみたい。それもまた心外!でもどうやったら掛け合い漫才やすべらない話などの語りで笑わせる日本のお笑いの面白さが伝わるのか・・・

これは語学力の問題だけではない。文化的な背景や言葉の使い方やニュアンスや表現やいろんな要素があって笑いのツボにはまる。

アメリカに留学していたときもアメリカのお笑い番組とか、コメディで出てくるアメリカンジョークを聞いても全然面白くなくて、スタンドアップコメディなんかもまともに見たことない。何を言ってるかは理解できてもジョークだと気付かない場合もきっとあったと思う。

BoratやBrunoなどのコメディ映画の製作と主演をしているイギリス人のコメディアンSacha Baron Cohen (Ali G)のハーバードでのスピーチを見せられて、ところどころくすっと笑える際どいブラックジョークはあったけど、ゲラゲラ笑えるほどではなく。

オチは特にないんですが、日本で長い間暮らしたことのない違う文化圏から来たドイツ人を涙流しておなかを抱えて爆笑させられる日はくるのやら・・・。一番ハードル高いかもしれない、英語(もっと程遠いけどドイツ語)で彼を爆笑させる日が来るのは!

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