会議は演劇
大学の会議というものは演劇じみている。
会議上の発言は
誰かの筋書きの上を滑っているような感じがする。
それはファシリテーターだけがそうなのではなく
構成員すべてがそのようであり
誰の発言も演技っぽく聞こえる。
用意してきた言葉を披露し
人の意見の拾い方も完璧なセリフ回しみたいだ。
なにかを掟で禁じられてでもいるかのように
みんながみんなそうなのはとても気持ちが悪い。
いっぽうで会議前後にはそこかしこで本音のフリートークが爆発する。
あれは何なのだろうといつも思う。
会議もそれでいいじゃない。
さらに言えば職員は演出や黒子であって
基本的に演者ではないので発言権がない。
ただ外縁にズラッと並んで不思議な舞台の上映をじっと見守るだけである。
ほんとうに気味が悪い。
まるであれだ、就活のグループディスカッションのような気持ち悪さである。
だから会議は苦手だ。
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