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2024年の始まり

あけましておめでとうございます。
今年は毎日欠かさず何かしらを書こうとふと昨日決意し、こうやって書いているわけなんだけど。
でも、日本は元旦から大変なことになってしまった。
だから正直、書く気分になれないけど流石に初日からサボるのは決意弱すぎやろ、ということで少しだけ。

私は毎日ほとんどの時間を犬と二人で過ごしているので、一人で考えている時間がすごく長い。
だから、自分の哲学的なものが日々構築されているように思う。
でも、後で書こうと思っても忘れちゃうんだよね。
頭に浮かんだことがすぐに文字に起こされると便利なのに。

とりあえず、そんなこんなで記念すべき2024年年第一日目は無事達成。

今日の寝起きはすごく良かった。
内側からふつふつと湧きあがってくるようなワクワクする気持ち。
「ああ、今年はなんだか良い年になりそうだな」と気分が良かった。

でも夕方、緊急地震速報がスマホから盛大に鳴り響いたとき、腰を抜かすかと思った。まじで心臓に悪い。

スマホが鳴ってすぐに揺れ始めたけど、結構長く揺れた。
まさかの犬は気付かず寝てたけど、とりあえず揺れる中抱っこして、仏壇にある母の位牌を押さえた。
揺れが収まらない中、「ドンってもっと大きな揺れが来たらどうしよう」
そう思いながら、ただ固まっていた。
結局、私のいた所は震度4で済んだけど、前回地震を感じた時も同じように固まっていることしかできなかった。
だから、ニュースで揺れを撮っている動画を見るとその行動に驚く。
とっさに動画を撮らなきゃって思えるのがすごいよね。
正しい行動かどうかは分からないけど、私には到底できそうにないや。

私は災害が起きる度にいつも『地球が怒ってる』と思ってしまう。
人間はあまりにも地球で好き勝手しすぎているから。
大切な人を失う度に人間は、
「あんなにいい人がどうして」「神様なんていない」
と、その理不尽さに嘆くけれど、地球からするとそんなことはどうでも良い。
人間が自分の庭に悪さをする害獣や害虫を巣ごと駆逐してやろうと思うのと同じ。
その動物や虫に人間界のような世界があるとしても、気にかけずに壊すのと同じ。
それと同じように地球は、住まわせてあげてるのに悪いことばかりする人間が憎たらしいのだ。

だから、その人の善悪に関わらず突然どこかに災害を起こして『人間』を痛めつける。
自分は環境に悪いことはしていない、と思っていても罪のない人間はいない。
便利で人間に都合の良いように作られたこの世の中では、生きているだけで地球には負担になっている。

自分を中心に考えると、この世の全てが理不尽で溢れているのだ。
それは地球にとってもそう。地球だって理不尽だと感じているはず。
『こんなにもたくさんの命を守り育てているのに、なんてことしてくれるんだ』って。

忘れてはいけない。
どんなに人間が賢くて、科学が進歩してもその力は到底地球には敵わないということを。
一瞬で天地をひっくり返すことができる地球に刃向かってはいけない。
この地球で生かしてもらっていることへの感謝を忘れてはいけない。
常に地球への畏怖の念を抱き、そして敬う気持ちが大切だということを。

めでたい元旦で、楽しいバラエティ番組で賑わうはずのこの時間も
まだニュースはしきりに「津波危険」「にげて!」の文字で溢れている。
こんな寒空の下、外に放り出された被災者のことを思うと胸が痛い。
暖かい部屋で熱々の鍋を家族で囲む時間を楽しみにしていたはずなのに。
お正月休みだから、多くの家族は一緒にいただろうということだけが、不幸中の幸いと言えるかも。
家族がバラバラになって安否が分からないのは何よりの地獄だろうから。
とにかく、今年の日本は苦難のスタートになりそう。
地球の怒りが収まってくれることを祈って。



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