教員3年目で気づいた今1番やりたい事
6月になり高校3年生の進路活動がより活発になってきている。
ここまでの2年間、とにかく授業を最優先にと、生徒の興味関心を引きつけるため、分かりやすく伝えるにはどうしたら良いのかと教材研究に力を入れてきた。
そんな中、昨年から進路に関わることがより多くなり、面接練習や自己PR文の添削を行なう中で、自らの進路も考えさせられることが何度もあった。
やりたい事が見つからない
この声が本当に多く聞かれる。
進路先を決めている子でさえ、やりたい事が見つかって決めている訳ではないし、その進路先も二転三転する事も少なくない。
そんな悩みを受ける中で、気づいた。
今の自分ってやりたい事出来てる?
そんな事を考え出すと、下手なことも言えなくなり、17.18歳の生徒にかける言葉が見つからなかった昨年。
今なら何を言えるだろうか。
本を読み、本の要約動画を見て、今の段階で伝ようと思っていること。
自分を知り(自己分析)、過去から今にかけて大事にしている価値観を軸にして進路を決める。今は使える武器(資格やスキル)を身につけ、市場価値を高める。
堅苦しくてまだまだ伝えられる気がしないけど、これが楽しいってことに気づいた。
現職で生徒指導に非常に悩みを抱えている。
この悩みの原因も進路指導と関わっているからだ。
それって誰のための指導?学校の常識は社会の常識?
自分の良くない所だが、どうにかしたいと思い、軽いジャブ程度の反対意見を言ったが、重鎮達と話にならず早々に退却してしまった。
これは逃げなのか、葛藤を続けている。
なので今は関わっている生徒だけでもと、考えるヒント程度を発信し続けようと思う。
指導軸がバラバラだと生徒も混乱する。そうはならないようにだけ十分気をつけたい。
今の学校の体制を変えるか、自分が変わるか、そもそも働く環境を変えるか
この選択が迫ってきているように思える。
まとまらなくなったが
今1番やりたい事は進路指導。
これは間違いない。
教科や学校行事等で養った知識、技術を進路と結びつける。
もっともっと勉強して教科にも行かせるといいな。