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水溜りを踏む


水溜りを踏む音がする
つま先はフワフワ吸い込まれ
何時かの影は滑り行く。
雫とも沈むとも唄わない

いずれは冷める熱だとも
このワクワクを忘れた時のため、
そのステップを記し、
比類なき幻として描いてみよう

気付かないから踊り出す
笑みは秘密を打ち明ける
風景と化して、幽霊溶かす
無数の水滴を愛している

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