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「詩 その他」から分離して、詩のテクスト情報を掲載します。
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2020年8月の記事一覧

綴る鳥達へ

綴る鳥達へ

踊らねば、描かねば、綴らねば、

僕等は孤独に帰属する。

朝のスーパーマーケット

一日の栄養価を胃袋が考える。

お菓子の街がまだ寝入っている頃、

僕は神様をだますのだ。

幾つもの石、無機質なもの

花々は楽園を思い出して、

言葉は針金となりこの身に刺さる。

「ああ、今日も生きねば

空高く飛ばねば」と鳥は鳴く