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短歌/俳句

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短歌と俳句
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記事一覧

潰れるか?
オレンジ色が梅雨の間に
人も恋しき街の影かな

つかまれば脆く千切れる蜘蛛の糸
君を好きだとうなされながら
#短歌 #tanka

眠れない
夜に無理やり闇降りて

死にたい君は点滴天使
#短歌 #tanka

傷ついて何もなくなる冬の空
花の景色も闇の中かな
#短歌

冷え切った手足長々引きずって
床に伸びゆく青天の窓
#短歌

肺溺れ
まどろむ神の祟りかな
昼が暮れ行く中央線よ
#短歌 #tanka

発熱短歌

1 ⾒ましたね?私の胸の⾼鳴りを ⼀度ならずも⼆度⾒ましたね。 2 夜更かしに⾬の⾳とか理由とか、発熱短歌無意にくすぶる。 3 あやまちと、濡れ⾐とかを背負うなら。熱の⽌まない覚めぬ夢でも。 4 君誘う作り話の美しに、秘密いびつも密の⼀⼝。 5 ⽇常の些事に流され歌すらも、花を容易く愛でる暇なし。 6 恋と愛、⾯倒臭いのあれこれよ。重くけだるい存在の是⾮。 7 細胞が君を求めて叫ぶのです。⾬よ嵐よ健やかなれと。 8 若さとは暴⼒的に詠うから、何故

時雨れる夜に君思い
潰れるように唄うのだ
溺れるように
#短歌 #tanka

散り惑う有象無象の類いから せめて守れぬ言葉の烈や
#短歌 #tanka

あくまでも冬のひととき赤椿
知っているかはあなた次第か
#短歌 #tanka

冷たくて暑いカフェには汗ひかる
年始近づく坂の上から #短歌 #tanka

見ましたね?私の胸の高鳴りを。一度ならずも二度見ましたね
#発熱短歌 #短歌 #tanka #過去作より

存在が重すぎるほど呪うなら
せめて愛しき幽霊であれ #短歌 #tanka

野良猫よ僕は世界の敵になる 爪を研いでは詩を歌うのだ #短歌 #tanka