日本が勝つという無理ゲー社会
こんにちは。
子どもにお金にまつわる話をしているゆうとすです。
日本が世界に負けてはじめて30年くらいたっていて、日本オワコン!と言われて久しい気がしています。
時価総額ランクでいうと、
トヨタ 31兆円
ソニーG 14兆円
NTT 12兆円
と天文学的な数値になっています。
一方、世界では、
Apple 320兆円
以下、MicrosoftやAlphabet(Google)が続く。
日本でNo.1のトヨタでも、世界では30位くらいになる。
Appleとは時価総額が10倍も違う。
おまけに同じ自動車業界ではTeslaが凌駕している。
1989年当時は日本がトップを独占していた時代を知っている大人たちはため息をつく。
日本企業がトップ入りすることが日本が勝つということなのだろうか?
定義が曖昧なままだけど、ここでは1989年時点で時価総額が日本で独占している状態を理想状態と捉えて仮定してみる。
トヨタはクルマという物理領域に手をつけている。
一方旧Facebookであるメタ社では、非物理領域に手をつけている。
物理領域ということは、限界がある。地球の大きさという限界があるわけだ。
一方、メタ社では非物理領域を見込んでいるわけだが、当然限界はない。
たとえば、
トヨタ社が作ったニュープリウスが500万円としよう。一方、メタ社が作ったメタプリウスが300万円としよう。
トヨタ社が作るニュープリウスが売りに売れて、100万台売れたとする。
一方、メタ社が作ったメタプリウスも100台売れたとする。
この場合、売上は、
トヨタ社のニュープリウスは
500万円×100万台=500億円(計算あってる?間違えたらごめんなさい!)
メタ社のメタプリウスは
300万円×100万台=300億円
だったとします。
さらに生産数を増やそうとすると、
トヨタ社のニュープリウスでは人件費、材料費がかかるのはもちろん、台数に限界がある。
メタ社のメタプリウスではデジタルデータなので、人件費はかかるが材料費はかからないのはもちらん、台数に理論上、限界がない。
戦う土俵が違うのだ。
これって企業だけのことではない。
軍師でいう戦略と戦術くらい土俵がちがう。
日本の技術はいまだに世界トップだけど、それだけでは勝てないところでもある。
今日はこの辺りで。
それではまた!
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