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ほら、あれってサラリーマンショックだっけ?

こんにちは。

子どもにお金にまつわる話をしている、ゆうとすです。

本日は、「ほら、あれってサラリーマンショックだっけ?」についてお話ししたいと思っています。

昨夜アメリカの映画を見ていて、久しぶりにリーマン・ブラザーズの経営破綻の引き金になったサブプライムローンの内容だったので、復習をかねて共有したいです。

サブプライムとは

そもそもサブプライムとは何でしたっけ?

プライムとは優良客、サブは下位という意味なので、

優良客よりも下位の層という意味です。

ローンは借金ですよね。

そのため、サブプライムローンとは、通常の住宅ローンにはぜったいに審査が通らない社会的信用が低い人向けのローンでした。

通常、銀行は相手の職業やローンの返済状況などをみて審査をします。

あれ?

なんか変ですよね?

どうして、銀行はローン審査を通したのか?

なんで流行したのか?

当初の数年間は低めの固定金利を適用したり、利息だけでいいよという形式にして、借りやすくしました。

アメリカでは長い間、住宅価格が値上がりを続けたことで、購入した建物の担保価格も上がりつづけ、その建物を担保にして低金利のローンに切り替えることで、

たくさんの低所得者が住宅を購入することができたのです。

たとえば、1,000万円で購入した家が数年で1,200万円になることが起きた。

そのため、銀行はローンが返せない人が出てきても、住宅を担保にしていたので問題がなかったのです。

そして、あろうことか銀行は債権を第三者(投資銀行や企業)に売りさばきました。

通常はハイリスクハイリターンな金融商品でしたが、当時はローリスクハイリターンということで大人気だったそうです。

また、社債、優良債権、サブプライムローンと詰め合わせパックとしても販売したそうです。

でもいつまでも続きませんでした。

2006年くらいからアメリカの住宅価格の値段の伸びが止まってしまい、ローン債務者は建物を担保として借り換えができなくなってしまって、ローン返済ができない人が続出しました。

リーマン・ブラザーズはサラリーマン兄弟ではなく、投資銀行だったのですが、2008年9月に経営破綻してしまいました。

やがて別の取引していた銀行や企業も次々に倒産し、負の連鎖を引き起こしました。

それが世界の株式市場にも影響して、2008年に世界同時株安、世界金融危機に陥ってしまったのです。

日本でも問題になったこと

アメリカの話なんか、関係ねえよと思われるかもしれませんが、

2009年の経済成長率は日本でもマイナス成長になり、派遣切りや採用内定取消などの社会問題を引き起こしました。


出典:朝日新聞デジタル

今後も起こりうる

100年に一度の経済危機と言われたのですが
2000年代に入ってからの世界の取引スピードは超加速度的であるので、わりと短期的に恐慌は繰り返す可能性はあります。

二度あることは三度あるので、不動産価格が高騰したりして主要な国がダメージを受けるとボクたち庶民にも影響を受けるかもしれません。

じゃあどうすればいいのか?

金融リテラシーという知識をつけて、資産を分散して守ることは個人レベルでもできることなのかと思っています。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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