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相手がとった行動の背景を考える。

コンツァ!

・どうして相手は、いじめてきたのか?

を、前回のブログで書きました。

今回は

相手が話し合いで解決しなかったのは、なぜなのか?
・相手がこのコミュニケーション(いじめ)しか取れなかったとしたら、それはなぜなのか?

という2点について書きたいと思います。

今日も今日とて
僕とお話してみます。

それでは、楽しんでいきましょう

以下
枠無し 僕
「」  僕


ガチャ

やっ

「やあ」

続きを話にきましたよ

「お待ちしておりました」

それじゃ、早速いきましょう。

「前回の話で、相手がいじめてきた理由を話したよね」

僕が相手に対して、元々嫌な事をしていた。

それで、もし相手が

こんなに嫌なことをされてきた。
だからアイツを同じ嫌な目に合わせてやろう。
という気持ちで、いじめをしたのであれば

『こんなに嫌だった』という気持ちを
『いじめ』という手段で伝えてきたわけだよね。

「やり返しって、相手に嫌なことをされた。自分をつらい目に合わせた相手が許せない。相手にも、嫌な思いをさせたいっていうことだものね」

けど、『嫌だ』っていう気持ちを伝えるなら

いじめっていう手段じゃなくてもよかったよね。

「平和に話し合い、でもよかったな」

なんで彼らは
話し合いで解決しなかったんだろう。

「そもそも、僕と話し合いたいとすら思えないくらいに、嫌気がさしていたのかな」

それはあると思うけど、

そうなる前の段階で話し合えなかったかなあ、って。

「わかんなかったんじゃないかな。何をどう伝えたらいいのか、相手の意見をどう聞いたらいいのか、その上でどうしていくか相談するっていう、コミュニケーションの取り方が」

嫌なことをされて、ムカついている状態で
相手とコミュニケーションをとるって
まあまあ人間性が問われるし

自分の気持ちを相手に適切に伝える
相手の気持ちを真っ直ぐ受け取るって

僕は大人になった今でもうまくできないことが多々あるよ。

「となると」

ドナルド?

「違う。と、なると」

「相手は、話し合ってわかり合うということを諦めてたのかもしれない」

わかり合えるまで、話し合うという行為が
僕も、彼らも、できなかったんだね。

「そうだね。僕もいじめられて、嫌だという気持ちを彼らに伝えられずにただ逃げていたからね。そういう面では僕もわかり合うことを諦めていたよ」

彼らにとって

気持ちを伝えるには
いじめが一番、手っ取り早くて簡単だったのかもね

「つくづく、相手の気持ちを聞けなかった自分にも責任はあったなあと感じる」

僕から見たら『言ってくれなかった』だけど
相手から見たら『聞いてくれなかった』だものね。

「わかり合うにはお互いが歩み寄る努力が必要だなあと、とても思うよ」

僕も、自分の気持ちを伝えるのうまくないし
相手の気持ちを聞く事も、考えてもいなかった。

「その上で横暴な態度とりまくるって、まあ、あんまり好まれるような性格ではなかったよなあ」

僕も、もし自分みたいな奴がいて
同じグループにいたとしたら

同じように、いじめてたかもしんない

というか多分、いじめてた。

「いじめられてもしょうがない、とは思わないけど、相手がいじめた理由や、どうして話し合えなかったのかは、なんとなく考えられるね」

でも
やっぱり

自分にも非があったとは言え

できることなら、いじめられることなく
平和に話し合いで、解決したかったな

「できたら、理想だったね」

次の質問も、考えてみよう。

彼らが、いじめという手段しか
選べなかったとしたら、どうしてだろうか。

「それしか選べなかったとしたら。かあ」

そう。
なんだろう

「これは、精神的な部分が大きいんじゃないかな思う」

精神的?

「嫌な事を言葉で相手に伝えられない、人に対して攻撃をする、どれくらい相手が傷ついているかの想像ができない、相手を許す事ができない。って、あまり健全な状態ではないよね」

僕は人をいじめたこともあるから、
そのあたりはよくわかる。

「人を攻撃する時って、心に余裕がない時が多いよね」

そうだね
大人になった今でも、余裕がないと

イラッとしやすかったり
強い言葉をつい言っちゃったりするよ。

「逆にいうと、余裕がある時って人を攻撃しようってならないよね」

愛で満たされていて
自分に自信があって
幸せに生きている人が

誰かをいじめるって、想像しづらいね。

「そんな状態なら、誰かを攻撃するよりも、誰かを幸せにすることに時間と労力を使うだろうね」

そう思うと
いじめてた子達も
満たされていなかったのかもしんないね

「勝手な想像だけどね」

いじめをすることで
何かの欲求を一時的に満たしていたり
日頃の鬱憤を発散していたのかもなあ

「思い返すと僕は過去、そうだったよね」

そうだなあ。

家庭はグチャっとしてたし
愛情を十分に注がれていたとは言いにくく
自分の意思は押さえつけられるような環境で。

家庭で溜まっていたストレスを
学校とかで、誰かを攻撃して発散していたね。

「人を愛するのには、相応の精神状態が必要なように。いじめるだけの精神状態ってのがあるんだと思う

ちょっと考えると
一年、いじめを続けるってすごいよね。

いや、褒めてるわけじゃないんだけど。

「嫌な事されて、ちょっとやり返してスッキリして終わり!でもいいもんだけど、ずっとやり続けたってことだものな」

僕に対して、ちょっとじゃスッキリしないくらいの
鬱憤が溜まっていたのかもしれないし

それだけ普段から
ストレスのかかる生活をしていたのかもしれない。

「相手も大変だったのかもしれないなぁ」

今思うと、ね。

「あと、やめづらいのもあったかもね。『いじめるのそろそろやめようよ』って、かなり言いづらいと思うし」

何あいつの味方してんの?って思われるかもしんないよね
そしたら自分がいじめられる可能性も出てくるし。

「そういえば、いじめてきた子達って、1:1だとなんもしてこなかったよね。必ずこっちが一人で、相手が複数の場合だけいじめてきてた」

彼らも
一人でいること、
一人になることが不安だったのかもね

「相手のことって、考え出すとこんなに考えられるもんなんだね」

当時は
いじめられた、つらい
あいつらは悪い奴。

で終わっていたけど

こう振り返ると、いろんな可能性があるんだな。

「僕は僕で、大変だったしつらかったけど。相手にも相応の精神状態だったり大変な思いをして生きてたのかもしれない。と思うと、単純に嫌だった!じゃなくて、やっぱり何かできたんじゃないかなって思うな」

日頃から、相手の立場に立って考えることの
大切さを感じるよ。

「当時、僕はこんなに相手のことを考えていただろうか」

いや、

うーん。

「してなかったと思うんだよね、僕は」

そうだね、してなかった。

「分かり合えなかった結果、いじめという出来事が起きたよね」

起きましたね。

「相手の気持ちを考えて、それを聞けていたら、きっといじめは起こらなかったと思うんだ」

けど、
相手のこと考える余裕なんて
当時はなかったよ。

「家庭環境に問題があったよね」

僕にどうにかする事ができたんだろうか。

いや、小さな事でも
『何か』はできたんだろうな、きっと。

「親に対して、自分の気持ちを伝えるということを全然していなかったね。それの溜まりが外での攻撃っていう行為につながっていたんじゃ無いかな」

この出来事は
いろんなところで

自分の気持ちを伝える
相手の気持ちを、教えてもらう

という事がうまく行ってなかったんだなあ。

「辿っていけば原因はシンプルなのに、こんがらがっちゃっていくもんだと改めて感じたよ」

今からでも、大事にしようと思う。

気持ちを伝える、気持ちを教えてもらう
こんなシンプルなことができないだけで

大きな問題になってしまうとわかったから

同じ問題を起こさないようにしたい。

「せっかくならポジティブに終わりたくない?」

どういうこと?

「同じ事を繰り返さないように。って、制約みたいで窮屈だし、どことなく自分を罰してるみたいで苦しいじゃん」

そうか、たしかにな

「自分の気持ちを伝えて、相手の気持ちを教えてもらうことができたら。どんな人生にしたいかね」

そうだなあ。
やっぱ、相手とわかり合いたいなあ。

もっというと

人と人とが、わかり合える平和な世界にしていきたいな。

「壮大だな」

できる自信も、能力も何もないけど

これは純粋に
叶ったらいいなっていう
『願い』かな。

「いいね。このいじめっていう出来事を振り返ることで、僕は『願い』の一つと出会う事ができた」

自分の気持ちを伝える、わかってもらう
相手の気持ちを教えてもらう、理解する努力をする

っていう大切さを学ぶこともできたよ

「なんというか、心の中でひと段落した気がする」

うん、そうだね。
これは、無理やりこじつけてるとはならないな

「長かった、ここまで」

終わった感出してるけど
仕上げにお父様の気持ちも考えるのが残ってるよ

「爽やかに見逃してほしかったのに」

ここまできたらやり切るべ

「しゃーないな」

じゃ、仕上げもまたくるよ

「こなくてもええんやで」

じゃ、またくるよ

「はい、来るのね。わかりましたよ」

また!

「はーいよ、またの」

ガチャ

バタン


さてさて

いじめという出来事について
だいぶ振り返りました。

初めの方に、今とのつながりを考えたときに

なんかなあ、もやっとするなあ
無理やり感あるなあ。

というのを
そのままにせず、ちゃん振り返った事で

いまこうして
わりとスッキリすることができています。

だいぶ頑張りました。

あ、褒めていただいても大丈夫ですよ!

なんて
生意気にブイブイ言わせて生きられたら
楽なんだろうなあと思う。

まあ、
僕はこの性格なので
褒めて褒めて!!は言えませんが

今回は自分で自分を褒めてあげようと思います

ご褒美にポカリを飲みます。

仕上げのお父上の件は
しっかり書きたいので

また来週の休み、月曜か火曜かなあ。
書けそうだったら今週ばんがる。

それでは、また。

今日も皆さんが
自分の願いに、純粋に生きられますように

フジタ

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