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続かないことは本当に悪なのか?
継続は力なり
石の上にも三年
蛍雪の功
心頭を滅却すれば火もまた涼し
精神一到何事か成らざらん
千里の行も足下より始まる
塵も積もれば山となる
なぜこれほどまで続けていくことが素晴らしいと言われるのでしょうか?
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私は、日本社会全体を
継続至上主義社会
と呼んでいます。
最初に入社した会社、自分で言うのもなんですが大企業で福利厚生も整っていて離職率は低かったです。
そこで20年、30年以上継続して勤務している人を見ました。
総じて彼らは新卒で入社し、一度も転職したことのない人達でした。
彼らの共通の特徴として言えること、それは
会社に甘えきっている
ということでした。
彼らには安定した仕事があり、帰る家があり、妻子にも恵まれて何一つ不自由のない生活を送っていました。
だからこそ、なんてつまらない、こんな風にはなりたくないと心の底から感じました。
ジョブホッパーが良いという単純な話ではありません。
一度も転職経験のない彼らからは、たとえ管理職であっても、一人の立派な親であっても、人間的な深みは感じませんでした。
自分の意志とは?
彼らや自分の両親から学んだこと。
世間体と自分の意志を同化させていないか?
ということだった。
世間の用意した理想的なレールに乗って、それが自分の意志だと錯覚している。
私は子どもの頃からずっと違和感を感じていた。
それをしたくない とずっとずっと感じていた。
それをしたくない と感じる自分はおかしいと感じていた。
それとは?
社会から見ると喜ぶべきことだが自分はちっとも面白くないしやりたくないこと
勉強ができること(常に優等生でいる)
いい子でいること(親の言いなりになる)
性的に健全でいること(簡単にSEXしない)
いい大学を出ること(有名大学)
いい会社に就職すること(正社員)
結婚すること(成熟した大人になる)
子どもを育てること(社会の規範になる)
最初のタイトルに戻るが、これらは全て継続性によるものだ。
子どもの頃から違和感なく継続できる人達が、こうなります。
冒頭のことわざが伝えてくれること、それは
一般的な成功の秘訣
である。
妄信してはいけない。
続けるのではなく、まずやってみること
続けるステージに最初から向かってはいけない。
まずやってみることが何よりも大事だ。
私は既にnoteで100記事以上書いているが、今まで一度も続けようなどと思ったことはない。
今書いているのは、書きたいからだ。
はっきり言おう。
続けようと思うのはやめた方が良い。
続いている人は、子どもの頃からずっとそのトレーニングをやっている。
続かない人たちは幸運だ。
もう続けることに悩む必要もないし、苦しむ必要もない。
そういう生き方をすればいいだけなのだから。
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