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バランスを取る勇気

昨年、4人目の子供が産まれて、妻はまだ授乳中。長女の朝の送りから始まる1日をずっと続けています。次男は僕と一緒に仕事に行き、長男とは帰宅してから遊んでいます。妹も育児、母も療養。家族に頼れない状態で、4人の小さい子供たちを育てています。会社の役員なので、育休も産休もない日々ですが、暮らしの中に産休と育休を取り入れて、バランスを保つ毎日です。

売上や成果が数字ででて、評価されやすい仕事に対して、育児を含めた家事はなかなか評価されない部分です。世界や国の根幹である、人を育てるために頑張っていることへの評価は非常に低いように感じています。あるYoutuberが「資本主義の見落としは、子供を育てることへの評価が極めて低いこと」と言っていましたが、僕も完全に同意です。

僕の両親は子育てや家庭よりも、外での仕事に情熱を燃やしていました。株式会社や組織が求めてくる、100パーセントの忠誠心や成果として表される数字。そこで働く以上、従わざるを得なかった両親。「そこまで頑張る必要ないよ」って、当時の父と母に言ってあげたかったです。お金より名誉より、僕らが欲しかったのは、家族で食べる夜ご飯やゆっくり過ごす休日でした。

仕事と育児を含んだ形としての家事。どちらかを大事にするとどちらかが犠牲になるような形ではなくて、どちらも成長していけるような考え方と仕組み。僕は幸いなことに会社を経営する立場なので、自分の体験からしっかりと考えて行きたいと日々思っています。



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