42才からのジャズ21:難しいなぁ→あれ、できちゃった

『インターミィディエイト・ジャズ・コンセプション スタディ・ガイド』のAppendixの記述を参考にしてオフ・ビートをタンギングしてメジャースケールを吹く練習をしました。

最初はAppendixに載っていたGメジャースケールを楽譜を見ながら、次にCメジャースケールを楽譜を見ずに吹きました。楽譜を見ずにスラーや全てタンギングして吹けるのにオフ・ビートだけをタンギングしようとすると頭が混乱してどこを何の音を吹こうとしているのか分からなくなってしまいました。Cメジャースケールをオフ・ビートだけタンギングして吹けるようになるのに45分ちょっとかかってしまいした。ちょっと条件を変えだけなのに難しくなりました。

ところが次にFメジャースケールを吹いたら10分ぐらいで出来るようになりました。B♭メジャースケールも同じくらいの時間でクリア。あれ?できちゃったよ。その日はG、C、F、B♭の4つをクリアしました。

翌日の練習ではゆっくりのテンポではあるものの楽譜を見ずに1時間半ぐらいで残りのE♭、A♭、D♭、G♭、B、E、A、Dのメジャースケールをオフ・ビートだけタンギングして吹けるようになりました。

3日目はテンポ120にセットしたメトロノームに合わせて同じ練習をしました。2時間ほどで12キー全てをクリアしました。

以前は音程、拍子、拍と休符の長さ、姿勢、アンブッシュアなど注意が必要な要素がいくつもありました。1つを改善しようとすると他の要素に気が回らない。メトロノームに合わせようとすると楽譜が追えず、楽譜を負ったり音程に注意を払うとメトロノームが聞けなかったりしていました。

長い年数をかけて必要な要素を少しずつ身につけ、改善を重ねた結果、苦手だと思っていたり出来そうにないと思ったりしていたことが気がついた時には出来るようになっていました。

Appendix の抜粋

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