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【IIDX】BPLS2観戦記(6/28 第1試合:先鋒戦) 激アツ開幕戦、bass 2 bass正規ミラースパラン戦争

DJ KOOナステクからのパープレックスですか。
そんなデザイナーズコンボ決めてくるんすね。

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☆BPLS2ルールや見所についてはこちら

※本記事の試合(【BPLS2 IIDX】レギュラーステージ第1試合・第2試合)


■第1試合 ギーゴ対ラウワン(レベル指定A)

・ギーゴ出場選手
先鋒 NCHO72選手(130/140)
中堅 CYBERX選手(120/140)
大将 CORIVE選手(110/140)

・ラウワン出場選手
先鋒 KUREI選手(130/140)
中堅 U*TAKA選手(120/140)
大将 I6VV選手(110/140)

精度が試されるレベル指定Aでは中堅戦が☆10・大将戦が☆11の課題曲となる。
各選手のコンディション以外に胆力と冷静さがより問われるこの試合形式では、特にBPL初出場選手の「本番力」が試された。

今回はこの試合の先鋒戦をピックアップしていこうと思います。

○先鋒戦(SCRATCH):5.1.1/bass 2 bass

ラウワンは鉄人KUREI選手が先鋒戦に。
対してギーゴはドラ2NCHO72選手を抜擢。

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5.1.1(NCHO72選手の選曲)

スパラン一択バトル。

序盤で1点差。プロ選手のアベレージスコアが如何程なのかは不明だが、ここまで互いにマイナス1桁台は余裕で出るペースでの試合運び。

アツい

中盤でも1点差で変わらず。
皿側に極端な偏りはなく、当たり障りない配置が続く。

2356+→6/2→15/37

中盤の終わりで若干処理の難しい配置。
お互いここで1グレずつ。

581ノーツ目の皿

後半の出だし部分。ここで同点に。
そして後半から皿側白鍵寄りの連打で2人の点差がもつれた。

KUREI選手まくりの1
色々あって同点
また捲る
この黄グレで再度同点に
その後お互い黄ばむ事なくドロー。

開幕1戦目からなんとも壮絶な内容となった。

試合としては五分に見えるが、展開としてはKUREI選手の選曲で雌雄を決する勝負となる為ラウワン微有利の展開となる。

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bass 2 bass(KUREI選手の選曲)

選曲したKUREI選手側がスパラン選択。
選曲者側が勝負オプションを選ぶ=安定オプション以上のアベレージが出るまでやり込んでいる証明であろう。
対してNCHO72選手は正規選択。
(もしビハインド背負いだったらスパラン選んでたのか気になる)

2P正規とスパランの戦い

前半で5点の差。
スパランのKUREI選手、皿寄りの配置が多くて難しそうだなと感じたが完全に片手で処理していてテクい。
NCHO72選手側も安定択の2P正規とはいえ、とてつもない左手捌き。

アナウンサーの方が、
見事に繋いでいますね〜、あ〜!このあたりのスピードな…スクラッチも!!
と言ってたが実はこの戦いは皿力というより、鍵盤片手処理力が試されていた内容だ。

休憩地帯のところ

ラップの皿地帯でKUREI選手が捲っての9点リード。ではあるが、後半外れのリスクがスパランのネックで9点差というのはここではセーフティリードとは言い難かろう。
(自分がスパランでリードしてる選手なら当たっとけ!と祈ってるだろうし、自分が正規ミラーで追ってる選手なら外れろ!と確実に祈ってる)

7多い
5多い
ラストで並ぶ展開に。イカツい

スパラン側はお世辞にも押しやすいとは言えない配置だったが、完全に横並びの展開。プロレベルなら3連打程度ハナクソほじるくらいの難易度なのだろうか。

だが、

6ノーツ、
スパラン側:2→346→3→
969ノーツ目の黄グレで正規の女神が笑う

1点差での終幕。他選曲を差し返す形でNCHO72選手が開幕戦で勝利を決めた。数々の本番一発勝負を掻い潜ったであろう鉄人KUREI選手に対し、勝ち越しという結果で応えたNCHO72選手の「本番力」に魅せられた1戦である。

今後も引き続き両選手の活躍に期待したい。

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