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2023/01/29 うつと毛糸と編み物時間

ちょっと恥ずかしいけれど

こんにちは、編み物作家のharuです。

前回の記事を読んでくださった方はお分かりかと思うのですが、2023年は編み物作家、ものづくりする人、を堂々と名乗れるように活動していきたいと思っています。

今までは「11歳のはる」「29歳のはる」「精神疾患を持つはる」を発信してきました。だから最初の挨拶もただの「はる」と名乗っていました。

でも将来を考え、不安に襲われ、どのように行動していくかを考えたときに、以前からしているハンドメイド作家に力を入れて頑張ってみたいと思いました。

もちろん病気のことも同様に発信していくつもりです。
というか、もっといろんな人と繋がりたいと思っています。
うつの人
気持ちが沈んでしょうがない状態の人
身体の病気を持つ人
生きづらさを感じながら生活している人
病気のことをもっと知りたい人
病気の家族がいる人
大切な人のために病気について調べている人
同じ病気の人と話してみたい人

などなど…いろいろな考えの人がいると思いますが「私はこうだよ」「あなたは?」「こういうのもあるんだね」「それはとても苦しいね」「前を向きたいね」

そんな言葉をいろんな人と交わしてみたい。
たくさんの人の考えや気持ちを聞いてみたい。
私もその一人として声を届けたい。

私という人間を伝える上で欠かせないものの一つに編み物があります。
だから「編み物作家のharu」について知っていただけるよう、どんどん発信してお届けしていきます!

前置きが長くなってしまいましたね。
今回は、毛糸の不思議な力?について記していきます。

うつ状態がひどい時でも触れたくなる「毛糸」

気分の落ち込みが激しいときや身体が思うように動かないなど、うつ状態が悪化するときは多々あります。
どうしようもないくらい不安になったり、悲しくなったり…

みなさんは経験ありませんか?
日中嫌なことがあって、ずっと頭から離れなくて落ち込む…
自己嫌悪から抜け出せない…
何もかも上手くいかない日…
悲しいことがあったけど泣かないようにずっと我慢している…
ふと将来のことを考えて憂鬱になる…

人それぞれあると思いますが、すごーくネガティブな状態からなかなか抜け出せない。その感覚が、私はずっとあります。調子がいいと思うときでも、考えない日はないのです。

それが調子の悪い日ならどうでしょう?
もっと悪い方向に考えてしまいます。
心がいたって健康な人でも、体調が悪い時は心細く思ったりせませんか?

心がとっても「グロッキー」な状態であっても、すこしだけマシになる不思議な力を持つもの。
それこそが「毛糸」なんです。

もちろん「毛糸」に癒しを感じるのは、私だけかもしれません。
私は編み物が好きだし、日中暇があればずっと編み物をしているので、手に馴染んでいるのかもしれません。

人によってはそれが音楽だったり、本だったり、映画鑑賞だったり、自然だったり、動物とのふれあいだったり…もっとたくさんあるでしょう。

「毛糸」が私にとってはたまたま癒し効果抜群の魔法のアイテムだったのです。
家族にも言われました。

「はるが調子悪い時は、毛糸とかぎ針を持たせて、お菓子を口に突っ込んでおけばなんとかなる」

って。何度も実行されました笑
なんの学術的根拠もないけれど、精神安定剤のような働きをしてくれる「毛糸」には、いつでも触れていたくなります。

編み物をする時間は私の不安が軽くなる

編み物作家として頑張ろうと決めてから、編み物をする時間は増えました。
大変だなとか疲れるなとか思うより前に、なんだか心が満たされている気がするんです。

もちろん作家としての活動はなれないことが多くストレスも溜まります。
だけど「毛糸」に触れる時間が長くなった分、不安を感じる時間は減ったように思います。

ただの思い込みかもしれません。だけど。

楽しいとか、リラックスするとか、癒されるとか、やる気が出てくるとか、ワクワクするとか、ポジティブな気持ちが増えていくのを感じています。

楽しいと思える時間が増えると、不安も悲しさも感じる暇なんてないですよね。なんだか調子が少し回復したような気持ちになります。

「うつ病のはる」にとって「編み物作家haru」は回復の為に必要なのだと思います。

おわりに

今回は私と毛糸とうつの関係についてお話しました。
字面を見るとなんとも不思議ですね笑

私の場合は毛糸、編み物をする時間が癒しだったり不安が軽くなったりするものでした。
あなたはどうですか?
これがあると落ち着くとか、これをしているときは何もかも忘れられるとか、ありますか?
よかったらぜひコメントで教えてください。

それではまた次の記事でお会いしましょう。


あなたの記憶に、「私」が残っていたら、「私」がちゃんと生きていた証です。 どうか、覚えていてくれますように。