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その一言の伝え方

同じ事を言うのでも、伝えるにしても言葉と言い方とタイミングで受け取る相手の印象が随分と違ってくるな~って感じたこと。因みに、自分は受け取る側での話。発端は自分の働きかけなので、話はそこから始める。


ショート事業所の相談員と電話で話をして、メインの用件を終了して「そういえば・・・」なタイミングで「別件だけど」ってオーラを出して一言
「入院中の○○さん、退院が検討されている。退院後は在宅は難しい。併設の特養とは話がついてるけれど、区分変更の結果が出る前に退院、もしくは退院までに入所が決まらなかったら、ショートでの待機になるかもしれないので、協力をお願いしたい」って伝えた。
自分としては状況の報告とか情報の共有って意味合いで具体的ではないけれど、入院前利用されてた方なので、事前に伝えておいた方が良いと思って。

相談員から返ってきた言葉は「利用できる日とできない日があるから、わからない」(多少は誇張)
だからさ~まだ入院中だし、具体的に頼む状況ではないし、日程調整が必要だくらいのことは理解してる。
「空きがある無いってことは承知してるし、退院が具体的になって入所が間に合わなかったらって相談だから、今は情報提供の段階って理解してほしい」みたいに再度伝えたけれど、長らくその事業所を利用していた方のことだもの、もう少し違う言い方をしてくれても良いんじゃないかって思った。

自分が希望するお答えは、「承知しました。連絡ありがとうございます。特養の相談員と連携して対応します。時期によっては部屋が用意できない可能性があり、調整をお願いするかもしれませんがご承知下さい。ショート利用の話が出たら早めの連絡をお願いします」って感じだろうか。

その相談員の杞憂もわかる気はする。軽々と返事をして無理強いをされたら困るから。でも、その施設の窓口になっている人が、心ない対応をすれば施設全体の印象が違ってくる。
窓口の対応は最初にダメ出しするんじゃなくて、一旦相手の言うことを引き取り誠意を見せてから、こっち側の事情でこういうことが難しいって説明をする方がお互いにスムーズかなと感じる。
「ショートの空きがなければ利用できない」そんなことは想定済み。でも、現段階でそこから伝えた方が良いのか、もう少し含みのある返事で良いのか考えて欲しいな~って思った。

その相談員はまだ若くて真面目そうな人なので、トラブル避けたいな~って慎重な対応をしたのだと思う。「いつでもオッケーっすよ」みたいな返事をくれて、後々揉めるようなチャラ男系の方より、好感が持てるかもしれないけれど、言われた言葉で受け取り方の印象が違うってっこと。

当然、自分も気をつけようよってことでもある。