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1か月めのキリがついたこと


介護保険制度は定期的に見直しをされて

今年が丁度その節目になる

新規格が適用されるのは4月から

介護報酬は1か月単位で計算する


月初めの10日までに前月のサービス提供実績を確認して

利用者、一人一人がどのくらいの頻度でどんなサービスを利用したか

ケアマネジャーが集計して国保連に報告する

サービス事業所もそれぞれ国保連に給付費を請求して

事業所の請求額とか内容とケアマネの報告とが一致すれば

事業所に報酬が振り込まれるというのがざっくりとしたシステムで

ケアマネが実績確認して、利用者ごとの利用実績のファイルを作って

国保連に送信する業務を給付管理という


介護保険制度って改正する度

いろいろ訳がわからなくなっていて

その具体的なことはそれだけで記事数本かけるので

今回は割愛するけれど

今改定では特に通所系サービスの加算が

本当に細かくて、とてもとても把握しきれなくて

通常なら半日で終わる作業が丸々1日かかってしまった。

連休中一度、出勤して給付管理をしたけれど

数件の事業所からの実績が届いてなくて

(今年から、祝日は郵便配達が中止になったので)

連休明けに完了した


この時期、

サービス事業所の取り組み方とか特色とかよくわかる

大手はいろいろ加算取ってきて

配付資料はさすが!って感じだったりするけれど

補足を相談員に聞いてみるとしどろもどろとか

いろいろ頑張っていて取れるんじゃないかって事業所でも

理解が難しいのか、事務的な書類的なことが間に合わないのか

ソコソコでみたいな感じとか

加算要件に適用してるってことと

現場でのケアの良否は相関するとは限らない

今までは、自事業所の報酬に関わることだし

利用者さんから料金徴収するんだから、しっかり把握して

理解してもらえるような説明してほしいって感じたけれど

今回の改正内容は、本当に難しい

そしてその割に実利が薄い

取るのはハードルが上がった割に身が少ない

取らなければ、更に報酬が引き下げられる

なんか、本当に身も蓋も無い感じがして

デイに同情してしまった


ケアマネの報酬も雀の涙程度の増額らしい

自分の給料に反映されるわけではなさそうだけど

上がった以上に、今後期待されてる業務は増えて重くなってるから

良かったと言っていいのか微妙な気がする


連休明けに6月の利用票、提供票を作成してプリントアウトしたけれど

それもいつもの倍以上の時間がかかった

今回の実績で事業所が算定する加算等がハッキリしたので

これから作るものはできるだけ正確にって心がけたら

修正するのに時間がかかったり

「0.1%の上乗せ」が福祉用具以外にかかってきたりで

書類に載ってくる行数が文字通り桁違いに多くなって

その分、数字も膨大な量になって

通常1枚で収まるものが、2枚3枚とか・・・・

来月以降は慣れてくるかもしれないけれど

連休があって稼働日数が少ないのに

業務量がハンパなくて正直、疲れた。