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短気は損だと思ったこと

リアルな話。この人、実はこんなに器が小さかったのかと思った出来事でガッカリしましたってこと。

とある福祉用具の事業所さんが、実績を持ってきて下さって、一悶着あった。10月中旬から入所のためのショート利用して、その時に事情もお伝えして10月分、11月分の予定表(正式には提供票)をお届けした。その時点では11月の半ばまで入所は難しいでしょうって感じだったのだけど、タイミング良くその利用者さんは10月中に入所された。

提供票は配布してあったけれど、入所の情報が入った時点でその事業所にも連絡して引き上げの依頼をして一件落着
11月分の提供票は無効なんだけれど、今月11月分の実績持ってきて、「この利用者、この点数いただいてもいいの?」なんて聞かれた。自分の中では完結したケースだったので即答できなかったんだけど、しばし考えて「入所したのは10月だったよね?」って確認したら、「そうだけど提供票があったから・・・・」って答えた。嫌がらせですか?って一瞬キレそうになった。この方、この道30年以上のベテランだし、けっこう懇意に付き合ってきたはずなのに。忘れてたのか、わざとなのか知らんけど、今までこんなことはなく、こんな言い方をされたこともなかったので違和感を感じた。

自分の勤務する事業所で、ごく近いところが福祉用具の事業所を開設した関係があるのか、ここだけでなく事業所の態度がキツくなったり、対応が悪くなったりしている。事業所の選定は利用者の希望が第一だけれど、決め手が無い場合にはケアマネジャーの意見も聞いてくれる。自分たちもやっぱり身内が大事なので、どうしても他の事業所の紹介率は低くなる。それでも、今までの関わりは大事だと思うし、状況は変わるけれどできる限り公正さは維持していくから、これまで同様のお付き合いをお願いします。って事情の説明やお願いをしてきたのに、何だかな~って感じた。

多分、お互い様なことで、自分に利がないことは真剣に取り組まないのだろう。だけど、目の前は不利な状況に見えても商売は丁寧な態度で関わっていく方が、長期的には有利になるんじゃないかって学ぶ。
自分の態度を変えるのも、自分の小ささを露呈してしまうので、何も気にしてない風を装って事情をもう一回話して、今月の請求はなしだね~って確認した。居宅が請求なしなら、事業所にもお金は入らないので、関係ないっていえば関係ないことだけれど。

仕事絡みの案件では、不機嫌になったり態度を悪くしたりやたら文句を言ったりするのは、得策ではない。自分がバカになって相手が機嫌良くいられるようにすることが大事。クレームや厳しい態度は本当に必要な時に発動してこそ効果が得られる。

その事業者さんも虫の居所が悪かったのか、当居宅への対応を変えたのか、よくわからないけれど、信頼できる人だと思ってきたのに少しその信頼感が低下した。それが残念。