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季語・花野:俳句幼稚園

老ひの途ひとり彷徨う花野かな
→老いの途ひとり彷徨ふ花野かな

おひのみちひとりさまようはなのかな
→おいのみちひとりさまよふはなのかな

伴走者はいるかもしれないけれど、結局人は一人で自分の人生を生きていくのだと思う。その人が目にする晩年の景色ってどんなだろう?花野、イメージだけだと華やかな野原を連想しがちだけれど秋の景。そこはかとなく哀愁が漂う。花がお供になってくれるなら少しは慰めになる。