紅葉の千葉 亀山湖。アウトドア気分満点のカヤックで、美しさに息をのむ。
11月30日 千葉県君津市の亀山湖。
定年を迎えたシニアにも人気のシーカヤックでアウトドア気分満点の紅葉めぐりを楽しんだ。
亀山湖は、1980年に建設された人造湖。
周辺は自然豊かで、ハイキングやキャンプ地として人気がある。
紅葉のシーズンの11月末になると、モミジ・イチョウ・クヌギなど多数の木々が色づき始め、関東で一番遅いといわれる絶景を見に10万人近くが訪れるらしい。
都心から車で90分程度。最寄り駅の上総亀山駅(JR)からは徒歩10分だ。
爽やかな秋晴れのもと、朝8時に横浜を車で出発し、アクアライン経由で千葉県君津市へ。平日とあって渋滞もなく10時前には現地に到着した。
亀山湖に隣接する公園の人影はまばらであったが、既に2組のカヤッカーが出艇準備中。やはり紅葉シーズンの亀山湖はカヤッカーにも人気のようだ。
本日は、亀山湖畔公園(笹地区)から出艇し、滝原地区まで遡上する。
そこから折り返して出艇場所に戻り、笹川を下るコースを取る。
おおよそ16kmを漕ぐことになる。
湖畔カヤックは、海と違って波や風がとても穏やか。
普段は外洋で波風と闘いながら漕ぐことが多いので、こんなのんびり、まったりツアーは久々だ。
おかげでとてもリラックスして紅葉を楽しめた。
景色はとても良いのだが、水は濁った茶褐色であったのが少々残念であった。これでは、とてもエスキモーロール(カヤック転覆時に自力で復元するテクニック)なんてできそうにない。
まあ、する必要もない穏やかな湖だが。
紅葉は、午後の西日に照らされて、一層美しく輝いて見えた。
途中、沢山の観光客を乗せた遊覧ボートとすれ違った。
カヤッカーが珍しいのか、紅葉ではなく、我々にカメラを向けている人達がいた。
本当は笹川を下って、カヤックでしか行けないという、伝宝洞という名のトンネルまで行きたかった。なんでも、江戸時代に手掘りで作った水を通すための大きなトンネルがあるらしい。
しかし、残念ながら最近になって落石等の危険があることから立ち入り禁止となっていた。
カヤックは座って漕ぐもんだから、立ち入りではないよ~、なんて屁理屈はやめて帰路についたのであった。
湖畔の散歩道から見る紅葉も素敵だが、湖上からしか見ることができない絶景に出会えるシーカヤックでの亀山湖の旅、おすすめです。
色んなカヤッククラブが、ツアーを主催しているようです。初心者でも楽しめると思いますよ。
では、また次の旅で!
bon voyage
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