フレッド@FIRE専業主夫の日々

日・米で製造業のマーケティングを38年。56歳で役職定年⇒シニア転職⇒ FIREへ集中投資⇒ 61歳でFIRE専業主夫。海、雪山、海外が楽しくてたまらない。Die with Zeroに共感し、フルタイムで働く妻との二人三脚の日々の記録。さてこれからどう生きようか(^^)

フレッド@FIRE専業主夫の日々

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マガジン

  • 還暦でも楽しめるシーカヤック、ダイビング、BCスキーの世界

    61歳で遅ればせながらのFIRE生活をスタートしたアラ還男子のプチ冒険の日々。初心者なりの体験談として読んでもらえれば幸せ😀

  • 海外自由旅の記録

    年一回程度のペースで楽しむ海外旅行の記録。自ら旅程を組み、乗り物&宿はネットで予約する個人旅行。色々トラブルはあるけれど、一つ一つ自ら問題解決をしながら進む旅は楽しい。旅のヒントになれば幸いです。

  • サラリーマンあれこれ

    38年間のサラリーマン生活。特別な学歴も資格も家柄もない僕ですが、様々な出会いがありました。印象に残る人や出来事を、事実に基づく営業ネタとして、サラリーマン処世術として、お伝えしたいと思います。 日々、街を駆け巡る営業パーソンを応援します。

  • 「自由に生きる」61歳、遅ればせながらのアラ還FIRE生活

    迷えるアラ還サラリーマンの僕が辿り着いたFIRE生活。 「自由に生きる」をテーマに、普通のサラリーマンの50代後半の役職定年、転職、FIREに向けた投資、引退、家事、今だからこそ楽しめるダイビング、バックカントリスキー、シーカヤックでの全力あそびの数々を赤裸々に綴る。 どのテーマも、我流かつ初心者の域を出ないチャレンジだが、初心者なりの体験談として読んでもらえれば幸せ😀

最近の記事

ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 20 カトマンズ

朝起きると、今朝もハッキリしない天気に見える。 祈る気持ちで空港に向かう。 といっても僅かに徒歩5分だが。 定時より遅れること1時間、僅かな晴れ間を狙って飛行機が飛んで来た。 どうやら刻々と変わる微妙な天候の変化を読みながら運行しているようだ。 そら来たとばかりに、詰めかけた搭乗客でごった返すカウンターで、慌てて登場手続きをする。 全てが出たとこ勝負なのだ。 長い旅を一緒に過ごしたガイドとはここでお別れ。彼はここから二日間歩いて自分の村へ帰ると言う。 来週からは、本

    • ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 19 ルクラ待機

      さあ、今日はいよいよカトマンズへ戻る日。早朝からソワソワする僕だが、どうやら雲行きが怪しい。 陽射しは弱く、深く立ち込める雲。 ルクラ空港は、ヒマラヤ山脈の狭い谷間にある。 標高が高いので大気密度は低く、天候は変わり易い。僅かに527mしかない滑走路は大きく傾斜した坂道だ。 世界有数の危険な空港と呼ばれるのも頷ける。 こんな空港だから、定時運行率は極めて低い。僅かに曇っただけで運行停止となる。 案の定、この日は一便も飛ばず仕舞い。敢え無くもう1日ルクラステイとなった。

      • ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 18 ルクラ

        いよいよ長かったヒマラヤトレッキングが終わる。 今日、空港があるルクラまで辿り着けば、あとは翌日カトマンズへひとっ飛び。 ジリから歩き始めた、もう何日も前の様々な記憶が蘇る。 これからの東京での日常生活はどうしようかな。 頭の中の情景が次々に変わる。 うん? 飛行機が飛んでいる。二機も三機も飛んでいる音がする。 うるさいなぁ。 何となく窓に目をやると、ずいぶん明るい陽が差している。 えっ? あっ? 今何時だ? 時計を見ると8時。完全に寝過ごした。 今朝は7時朝食

        • ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 17 ジョルサレ

          ソマレの朝。 朝日に照らし出された山々が美しい。 まだここは4,026mの高地とは言え、昨日までの厳しさとは明らかに違う。 頭痛は無くなった。空気の薄さも感じない。今日も駆け下りるが如くに、一気に下ってまた上り、そしてまた下る。 Shomare(4,026m)〜Debuche〜Namche(3,446m)〜Jorsalle(2,831m) 計21.03km 山の生活にも、さすがに飽きてきた。 シャワーを浴びたいし、美味いビールも飲みたい。たまには気の利いた料理も。 下

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          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 16 ソマレ

          昨晩は嵐のような夜だった。 物凄い暴風音。宿ごと吹き飛ばされるのではないかと心配になる。 持っている服を全部着込んでスリーピングバックに入り、更に掛け布団を掛ける。 足元には、ナルゲンボトルにお湯を入れて貰って湯たんぽ代わりに。 相変わらず咳、鼻水が止まらず頭が痛い。息苦しく寝付けないままに朝を迎えた。 でも心なしか気分は軽い。 今日からはひたすら下山の旅が始まる。多少のアップダウンはあっても降りは圧倒的に早く、楽なのだ。 Gorakshep(5,170m)〜Lo

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 16 ソマレ

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 15 ゴラクシェブ〜カラパタール

          真夜中に目が覚めた。 夜半からの冷え込みで、喉をやられたのか、乾いた咳と鼻水が止まらない。 頭もなんとなく痛い。 身体は疲れ切っているのに眠れない。 遂に風邪をひいてしまったか。 それとも高山病の症状か。 高山病は睡眠中に悪化すると聞いた。睡眠中は呼吸が浅くなり、十分な酸素摂取ができなくなるとか。 夜中に咳と鼻水で目覚める度に、腹式呼吸を意識した。 寝たような、寝なかったような夜を過ごし、ロブチェでの夜は明けた。 不思議なものだ。 凍える寒さの中、今日のトレッキン

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 15 ゴラクシェブ〜カラパタール

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 14 ロブチェ

          朝起きると、昨晩からの雪でディンボチェの街は薄っすらと雪化粧。 天気予報は外れ、澄み切った青空が広がっていた。 今日もハードなトレッキングになる。 朝食には、エネルギー補給と高山病予防の水分補給を兼ねてシェルパシチューをいただく。身体も暖まるしコレが一番だ。 7時、ロッジを出発すると、隣の売店ではロバがお使いをしていた。 Dingboche(4,304m)〜Dughla/Thukla(4,629m)〜Lobuche(4,914m) 計9.23km 緩い登りが続く道を

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 14 ロブチェ

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 13 ナァガラサン往復

          今日は高度順応日。前日同様のディンボチェの宿に2連泊する。 一般的に高度3,000mを超え、高山病を避ける為には、宿泊する場所の高度を1日あたり300mを超えて上げてはならない。さらに宿泊高度を600〜900m上げる毎に、同じ高度で2連泊しなければならないらしい。 そして、この規則を守っても、4,000mを超えるような場所では、50%の確率で、頭痛や眩暈、吐き気などの症状に見舞われると言う。 僕のガイドさんによると、先月の26歳日本人女性のトレッキングでは、ここディンボ

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 13 ナァガラサン往復

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 12 ディンボチェ

          今日はいよいよディンボチェ4,410mを目指す日。多くの人がこの地で高山病の症状を発するらしい。 昨晩出会ったトルコはイスタンブールからのカップルも、ディンボチェで調子が悪くなり、カラパタールを諦めたとか。 今朝も気持ち良く5時には目覚めた。 パンボチェ3,900mの高度では、さすがに寒い。スマートウォッチは2℃を示していた。 ネパールの水と食事が体に合うのか、これまで風邪もひかず、毎朝快便。調子はすこぶる良い。 もう何日もシャワーを浴びてないが、極端な乾燥のせいか、

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 12 ディンボチェ

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 11 パンボチェ

          昨晩キャンジュンマの宿では、食事後暖炉を囲んで和やかなひと時があった。 オーストラリアからの老父婦に、やはりオーストラリアからの如何にも登山やってますオジサンが、熱心にヒマラヤの魅力を説いていた。 彼もまた単独でジリから10日かけて歩いて来たそうだ。 そして、更にオーストラリアからのヤングカップルが加わる。 なんと彼らもジリからガイド無しに歩いて来たと言う。しかもここまで6日間で来たと。 恐るべし脚力。恐るべし速さ。 僕らはと言うと9日間。 スミマセン、せっかく雄弁に

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 11 パンボチェ

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 10 キャンジュンマ

          昨晩宿泊したナムチェのサクラロッジでは、ディナーにヤクのステーキをいただいた。 ハラミ肉に似た感じの味。久しぶりにガッツリ肉を食べて大満足。やはりタンパク質を摂らないとパワーが出ない。 ところでヤクとは? ヒマラヤの高地に住み、重労働を担う水牛の仲間。でも、あまり働きは良くないらしい。 高地しか住めないヤクを牛と掛け合わせて低地でも活躍できるようにしたのがゾッキョだそうだ。低地と言っても十分高地なのだが。 今朝も5時半起床の6時半朝食。 食堂で朝食を食べていると、なん

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 10 キャンジュンマ

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 9 ナムチェ

          今朝も変わらず5時半起床、6時半朝食で7時出発。 昨晩も疲れ切って8時に寝た。 好きなアルコールも毎晩缶ビール一缶のみ。 食後のデザートなんてあるわけもなく、超健康的な生活に身体が浄化されていく気がする。 今日の行程も無茶をしてしまった。計900mも登りながら17kmを7時間で歩ききった。 本来なら高山病を避けるため、こんな無茶は避けるべきだろうけど、Jiriから歩き続けてきた僕は、既にこれまでの行程で3,500mに到達しており、高度順応はできているのだ。 本日の行程

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 9 ナムチェ

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 8 チェプルン

          今日10月30日は待ちに待った日。1週間ぶりに多くの人が行き交い、現代的生活ができる街Chheplung(2,733m)に出る。 エベレスト街道のトレッキングは、殆どの人が、首都カトマンズから飛行機で麓の街ルクラに入り、そこからトレッキングを始める。 富士山で言えば5号目からの登山だ。 僕の場合は、ほとんど1号目から登り始めてる感覚だろうか。そして今日、7日かかってようやく5号目に到達した様なもので、この先は多くのトレッカーと同じ道を辿る事になる。 ここからは世界的に

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 8 チェプルン

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 7 ジュビング カレ

          今日もクレージーな1日だった。 Nunthala(2,225m)から700m降り、そこから1,100m登り返してKare(2,632m)へ。 距離は14kmの道のりだが、この高低差にはやられた。完全グロッキー。 いまロッジのテラスで、日本の3倍はするであろう価格のビールを飲んでいる この山の中では仕方ない。 どんなに疲れていても、どんなに高くても、トレッキング後のビールはやめられない。 一息ついた後は、洗濯だ。滝のような汗を、これでもかと吸った服を洗う。 今朝、Nu

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 7 ジュビング カレ

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 6 ヌンタラ

          Junbesiの朝4時。 昨晩も8時過ぎには寝てしまったので、こんな時間に目が覚める。 ここも含め、たいていのロッジのトイレはアウトサイド。 上着を羽織り外に出た。昼間の30度を越える暑さが嘘のように寒い。たぶん10度も無いだろう。 ふと見上げた空には、溢れんばかりの星が煌めいていた。 星空を見て感傷に浸る歳でも無いが、つい見入ってしまう程の美しさだ。 今朝も6時半の朝食に7時の出発。 登って下ってRingimoでランチをとり、また登って下ってNunthala(2,25

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 6 ヌンタラ

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 5 ジュンベシ

          今朝も早起き、6時半に朝食をいただき7時に出発する。 どうやらヒマラヤの麓のこの季節は、毎日午前中は素晴らしい天気に恵まれるが、午後からは雲が出てくる。かと言って雨が降るわけでもない。 眺望を堪能するには、午前中が勝負なのだ。結果として早寝早起の超健康生活。 今日はBhakanjeのDakchu(2,913m)から、この山のピークであるLamajura峠(3,501m)を越え、美しい村と評判のJunbeshi(2,696m)に向かう。 朝はアップルパイをいただいた。

          ジリからのエベレスト街道クラッシックルート Day 5 ジュンベシ