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定年後でも楽しめるアウトドアスポーツ 12月の三浦半島をシーカヤックでゆく(小網代湾〜東風崎)

12/10 晴れ お昼の気温は20℃のポカポカ陽気。風も波もとても穏やかなカヤック日和。

カヤックにハマった身では、この海況なら漕ぐしかないですよ(^^)
と言うことで行ってきました。小網代湾〜東風崎 往復20km。

12月のシーカヤック

12月に海でシーカヤック? と思う方もいるのでは。僕もそう思っていました。でも、真夏は暑くて大変。日差しを避けて漕ぐなんてできませんから。

だから関東圏なら、秋から初冬にかけてがベストシーズンだと思っています。そして、海水温はこの時期でも意外に暖かく、気温よりも暖かいんです。

シーカヤックはどんな人がする?

還暦を過ぎて始めた新たな趣味、シーカヤック。意外に周りにはアラ還世代が多い。と言うよりも、若い人が圧倒的に少ない。
そしてもう一つ、意外に女性カヤッカーが多いのだ。

いずれにせよ、みんな海好き、キャンプ好き、たき火好き。
老若男女が集う、自然大好き、ネイチャーラバー集団です。

シーカヤックの速度と積載容量

今回のお散歩では、ランチ休憩時間を除き、3時間半で20km。時速5.7km。1人力のカヤックは、歩くより早いんです。
しかも、カヤック前後のハッチには、キャンプツアーともなれば、数十kgの荷物を積むことも。

遥か昔の人たちの移動や狩猟の道具だったわけですね。
↓↓下記にも、シーカヤックの成り立ちを書いています。ご参考に!

海のネイチャーラバーお散歩へ

三浦半島の小網代湾から出艇

小網代湾からヨットハーバーと素敵な別荘を眺めながらの出艇。
膝下あたりまで、水に入りながらシーカヤックに乗艇します。

膝下あたりまで水に入って乗艇します。

数々のヨットを横目に漕ぎ進めるとき、いつも想像してしまいます。
どんな人がオーナーなんだろうと。

先日、ベンチャー企業の創業者の方々と話す機会が立て続けにあったんですが、皆さん一様にヨットとかクルーザーとか所有してました。
成功して財をなした人って、皆んな最終的にはヨット所有者になるんですかね。

北方健三氏や堺正章氏など、著名人の別荘が点在するらしい

小網代湾の出入り口に漕ぎ進むと、左手にマリーナ直結のリゾートマンション シーボニア、そしてホテル京急油壺 観潮荘が見えてきます。

ホテル京急油壺 観潮荘

この観潮荘は、2024年3月、60年の歴史に幕を閉じるらしい。
寂しくなります。

小網代湾から外洋へ

東京から僅か1時間半。素敵な海浜リゾートなのに、どんどん寂れていく三浦半島。バス便は減り、タクシーもなかなかつかまらない。今や過疎化が止まらないらしい。

たわいない事を考えながら、小網代湾から外洋へ。かすかに富士山が臨めます。

今日の富士山は霞んでる

外洋に出ても穏やかな海。冬の荒れた海のイメージは皆無。もう春みたい。

諸磯崎灯台 付近

逆光が眩しい!

いつもの諸磯崎灯台まで来ました。ここまで3km程度かな。

すごい透明度

この辺りは、夏でも綺麗な水だけど、冬になってますます透明度が上がっている。思わず飛び込みたくなるほど綺麗でダイビングでもかなり楽しめそう。

今年もサンマは不漁だったが、イワシは豊漁だそう。
三浦の海でも、シーカヤックに驚いたイワシっぽい魚の群れが、あちこちで飛び跳ねてます。

この先は城ヶ島が左手に見えてくる

城ヶ島 付近

城ヶ島ではたくさんの釣り人が磯に出ていましたよ。

釣り人からの視線を感じながら

安房崎 付近

そして安房埼に到着。
安房国(現在の千葉県の南端)を眺められることで、この名がついたらしい。
実際、ここから房総半島がくっきり見えます。もちろん伊豆大島も。

東風崎 付近

盗人狩あたりの荒々しい海岸線を左手に見ながら、東風崎へ。
もうここまでくると、東京湾入口は近いんです。
大型船が行き交う姿が見えます。

東風崎

のんびり漕いで、約2時間で東風崎に着きました。
ここでランチ休息。
燦燦と輝く太陽と、透き通る海に反射する光を全身に浴びながらの光合成。
最高に気持ちいいアウトドアランチをとって小網代湾への帰路につきました。

帰ってきました。小網代の森

まとめ、シーカヤックの始め方


いかがでしたか?
季節外れのポカポカ陽気の三浦の海を、人力でのんびり漕ぎ進むシーカヤック。アラ還にもお勧めの、自然を五感で感じる、爽快感と癒しにあふれるスポーツです。

シーカヤックの場所

簡単です。まずは、自分に合うシーカヤッククラブを探しましょう。
普段の漕ぐ場所は? 近場で綺麗で変化に富む海で漕ぎたいですよね。
僕は、ほぼ毎週末、三浦半島に通ってます。

シーカヤックの服装

服装は、濡れることが大前提ですが、春・夏から秋はランニングするような格好+マリンシューズでOK。ウェツトスーツの人も多いです。そして、日焼け対策を入念に!
冬場は、カヤック専用のセミドライやドライジャケットがあった方がいいですね。

ダイビングのようにずっと海に浸かることはないですが、夏は暑いので、むしろ積極的に海に入ります。けっこうスノーケリングも楽しんだりします。

秋・冬・春は沈(転覆)しなければ濡れることはないですが、波や風、はたまた自分のバランスの悪さで海に入らざる得ない時も(笑)
着替えは用意しておきましょう!

シーカヤックの費用

見た目以上に奥が深いマリンスポーツですが、初心者でも簡単に始められます。ライセンスは不要だし、費用面もスキー、ダイビング、ゴルフに比べればかなりリーズナブル。

一式揃えるとなると、それなりの費用が掛かりますが、クラブでは、艇はもちろん、パドルやウエアなど全てレンタルできるのが一般的です。
2万円も出せば、丸一日遊べて十分おつりがあると思います。

皆さんも公園のボートを漕いだことはあるのでは?
ぜひ広い海で漕ぎましょう。

ご興味あれば三浦の海へGO!
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