見出し画像

Run for セレブタウン 二子玉川

今日も朝食、奥様お見送り、ゴミ出し、洗濯、掃除のルーチンを終え、もはやマイブームとなった朝風呂での洋書読書に勤しむ。

先日紹介したインドスラム街を舞台にした元オーストラリア囚人の小説「SHANTARAM」は、無事に完読。

そして勢いに乗って、新たに読み始めた洋書 Lois Lowry著「The GIVER」。

幸福や完璧なユートピアを求め過ぎたが故の、自由のない生き方を強いられ、且つその状況に飼い慣らされてしまった人々の未来社会を描いたディストピア小説。

似たようなことをやろうとしている国に思いを馳せてしまった。
前評判通り、深く考えさせられる内容だったが、短い小説だったので一気に完読した。

気づけばもう12時。かれこれ2時間半も風呂に浸かって、身体がふやけている。
まさに、勝手気ままなFIRE専業主夫のなせる業ではないか。

そして午後からは、セレブタウンとして人気の二子玉川へ。
ちょっと悩んだが、体力強化×英語学習×お買い物の一石三鳥を狙って、英語ニュースを聞きながら8kmの道のりをノロノロランニングで向かった。

しかし、人気の街とは凄いもんだ。
平日の昼下がりにも関わらず、街を行き交う人の多いこと。この人たちは何者なんだろう。
職住近接の街だからだろうか。渋谷や新宿、銀座とは雰囲気が違う。
なんとなく高級な雰囲気が漂う憧れのセレブタウン。

平日真昼間から汗びっしょりのランニングウエア姿で歩くのは少々気が引けた。

帰りは、バスと電車で。
これも最近の僕のランニングのパターン。行きつけるところまでは、ふらふらと街の景観を楽しみながら走り、帰りは公共交通機関で戻る。

帰りの路線バスでは、どこかの私立小学校なのだろうか、お揃いの制服を着て、小さな体に大きなランドセルを背負った子供たちが数人乗ってきた。
大声ではしゃぐわけでもなく、お行儀よく友達同士話す姿が躾の良さを感じさせる。
そして、降車時には「ありがとうございました」と大きな声で礼を言って降りて行った。

やっぱりセレブタウンの住人は違う。
そして、このお行儀の良さが、強制され、監視され、行き過ぎることがない社会を願うばかりだ。

つづく。


記事を読んでもらえたことが素直にうれしいです。この記事が何かのお役に立ち、サポートいただければ感無量です。 これからも、アラ還パワーで元気が出る記事を発信していきます。コメントや他メディア(Xなど)への引用も、ぜひお願いします。