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言葉の力:コミュニケーション術

あるとき、私は、恵比寿でのビジネスミーティングが終わって、
渋谷駅で井の頭線に乗り換えようとして、井の頭線の改札に向かっていました。

それほどの疲れは感じていませんでした。

自動改札から、知人である、かなりの年齢を重ねた占い師の女性が
秘書をともなってでてきました。

「こんにちは」
と私は声をかけました。

それに対して、彼女は、
「あら丸山さん」
「どうしたの。疲れ切った顔をして」

その言葉をきいた途端、疲れは感じていなかった私は、
どっと、疲れがでてしまいました。

別のある日、同じように都内でいくつものビジネス交流会や
ミーティングに参加しました。

ようやく仕事が終わり、疲れ切った疲労を感じていました。

渋谷駅から井の頭線に乗り換え、吉祥寺駅でおりました。

電車から降りて、改札口に向かったら、改札口の方向から、
かつてのビジネス仲間が歩いてきて電車に乗ろうとしました。

「おー、〇〇さん、こんばんは」
声をかけたら、

「やー、丸山さん」
「帰りですか。いつも元気そうですね」
「私も帰りです。また今度、酒でも飲みましょう」

知人からのその言葉をきいて、疲れ切っていた体に
「むくむく」とエネルギーが湧いてきました。

前者の知人は、私の顔をみて正直にそのまま「疲れ切った顔」と
伝えただけでしたが、その言葉を聞いた途端、どっと疲れがでてきました。

後者の知人は、元気にみえたのか、心理学を知っている方で、
表情は疲れてみえましたが、あえて「元気そう」と言ったのかはわかりませんが、
「元気そう」言われた途端に、元気がわいてきました。

この大きな心理的影響は、我々の潜在意識にどんな「言葉」を入れるかによります。

吐く「言葉」は、相手の潜在意識にはいるとともに、
その言葉を吐いた本人の潜在意識にも入っていきます。

「潜在意識」は、入ってきた言葉をそのまま信じて、現実化していきます。

「疲れた」という言葉は、「疲れた」状態を現実化し、
「元気そう」は元気な状態を現実化していきます。

よく「言霊」と言われますが、上記のことを踏まえて言葉を使いたいものです。
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