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五感に働きかける畳の経験!ーゆる和室らじお 第2回

さて、「ゆる和室らじお 第2回」がアップロードされました。
こちらです。

Anchor.fm 以外からも聞いていただけます。
下のほうに、関連サイトをまとめています。

ゆる和室らじお 第二回 今回のテーマは『畳』

前回の『床』から、和室と言えばの『畳』。
日本人なら当たり前に知っている畳だけど、意外と知らない畳のこと。
ゆるく話していく中で、

畳って、香りがあり、踏めない禁忌があったり、い草という植物を素材にしていたり、、、なんだか五感で体験するインタラクティブアートなの!?なんて、思わせる不思議な場所かもしれない!と思いました。

みなさんはどんな畳体験がありますか??

畳の構造、ご存じですか?

日本人にとっては、ずっとなんとなく当たり前にそこにある畳。
今部屋に畳がなかったとしても、畳というものを自然に受け入れていると思いますが、その構造ってご存じですか?
改めて、「畳ってなんだろ?」を考えてみるのも面白いですよ。

今回のゆる和室らじおでは、畳の構造について、触れているので、ぜひ聞いてみてください。その中で、聞きなれないと感じた言葉については、以下にまとめましたので、ご参考にしてみてください。

【今日のゆる和室らじお 単語帳】
・織機(しょっき:い草の織るためのもの)
・本畳(ほんだたみ:中身を稲わらで作った畳)
・スタイロ畳(ポリスチレンフォームなどを心材として使った畳とか)
・建材畳(けんざいたたみ:建材ボードとポリスチレンフォームを心材として使った畳)
・畳表(たたみおもて:上ござという人もいます)
・縁(へり)
・床(とこ:たたみどこ)

『ちょいっとひとさじ』のコーナーの答え

番組の最後「器にちょいっとひとさじ」のコーナーで建築設計士の内田さんに和室にまつわる豆知識をお話しいただいています。
第二回目は質問形式になっていましたので、答えは以下にあります。

ぜひ、ちょっと想像してから、答え合わせしてみてください。

【藺草をおもふ】

畳の表面素材を 畳表(たたみおもて)といいますが、その原料は藺草(いぐさ)という細長~~~~~い草です。
畳の為だけに栽培されるこの藺草は田圃で丁寧に育てられるのですが、細長すぎて倒れないように収穫までこぎつけるのは大変なこと。
農作物なのでもちろん気候や台風なんかの影響も受けます。

そんな栽培が大変な藺草がなぜ畳表に使われ続けるのか、、、
その理由はきっと沢山ありますが、私はこの断面に隠されている構造が一番大きな理由では!?と思っています☆

わずか直径1.5mmの藺草の断面をみると、、、
内部のクッション部分は弾力や断熱・吸湿の機能があり、表面は丈夫で、しかも加工しやすいサイズ感など、様々な長所が詰まっているのがわかりますよね。
何と素晴らしい素材なんでしょう♡

今では少なくなっている藺草農家さんたち。頑張ってる姿がSNS発信されてるのを見る度に、がんばって~~~!と心からエールを送りたくなります。
フレーフレーIGUSA!この先も頑張って藺草を育て続けてほしいです♡

写真はkatouさんのサイトに載っていたものです。
https://mikawanoyasou.org/data/igusa.htm

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話しているメンバー

・ボードゲームカフェ&ショップ デザート*スプーン katoryo
・メイドインジャパンの器などのオンラインショップ さいえ 寺井
・建築設計室Morizo- 建築設計士 内田

以前のnoteでも自己紹介しています。

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