壁に聞いてみよう!ーゆる和室らじお 第10回『壁2』
「第10回 ゆる和室らじお 『壁2』」がアップロードされました。
こちらです。
10回目にして初めて3人が集合して収録しました!
今回は前回の壁の仕上げ材の話から、壁の内部の話に移ります。壁の内部がどんな素材でできているのか、そももそ壁の役割とは!?
みなさんも考えながら聞いてみてください。
デザスプの壁に聞いてみよう!
デザスプは昭和初期に建てられた大阪の長屋スタイルの建物です。
1階のプレイスペースとして使っている場所は、前回出てきた綿壁でした。
デザスプの壁をトントンして、壁の内部を想像してみます。
綿壁の部分と、柱の部分をトントンしています。
プラスターボード/石膏などのプラスター材を芯材として側面をボードで覆ったもの。建築建材としてポピュラー。
壁の内部の素材って何?
時代の変遷で壁の内部の素材も変わっていっています。
地域によっても、制作工程にも違いがあるそうです。
断熱材/藁/グラスウール(ガラス繊維の綿)/土壁/竹小舞/稲わら
壁材のキーワードに耳を澄ませてきいてみてください。
今となっては、自然素材の壁は高級なものとなっているそうです。
たまたま見かけた壁ですが、ちょっと剝がれたところに木が組まれているように見えますね。これも趣があって、すてきですね~
【壁づくり】日本とヨーロッパの違い
初回『ゆる和室らじお』で平安時代の建築では、壁がない!?というように話していましたが、【壁がない】ということに、日本建築のオリジナリティがあるようです。確かに日本の部屋をイメージしたり、絵にかいたりするとき、柱を意識する人は多いのではないでしょうか。
【日本】軸組み造/フレーム以外は開口部にすることが出来る
【ヨーロッパ】壁式構造・組積造/壁を作る過程で穴をあける開口部
話にも登場しますが、ゲーム「フォートナイト」では建物を作るとき壁から作るそうです。壁から作るのか、フレームから作るのか、ゲームの中で軸組み様式か壁式構造かで制作者が、日本人かな?!とかわかってしまうかもしれません。
それでは、次回もお楽しみに!
コメントやメール(yuruwashitsu@gmail.com)でも、和室のこと・質問・疑問などなど、お便りお待ちしています。
話しているメンバー
■デザート*スプーン katoryo* ボードゲームカフェ&ショップ
デザスプホームページ https://des-s-art-spoon.com/
■さいえ 寺井 メイドインジャパンの器などのオンラインショップ
さいえホームページ https://cayest.net/
■建築設計士 内田 建築設計室Morizo-
建築設計室 Morizo- ホームページ http://morizo-archi.com/
以前のnoteでも自己紹介しています。
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ゆる和室らじお | POTOFU
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