見出し画像

緩めるってこと(心)

↓主に身体を緩めるってどういうことか?
物理的に緩めていく事について書いた。

ここでは物理的に緩めていくことで
心にどのように作用が起きるのか?
心を緩めていくという事が分からないなら
何をしていくと効果的なのか?
そんなことを書いていきたい。

【緩める】っていうことは
身体だけではなく、心も緩めていくこと

『心と身体は繋がっている』
そんな言葉を聞いたことないだろうか?

例えばとてもショックな事が起きた時
身体が強張っている事ないだろうか?

例えば悲しい時背中をさすってもらって
気持ちがほっとして
身体の力が抜ける事ないだろうか?

その緩めるという過程は
身体を緩める事で
心も緩めていくこともできるし
心を緩めることで
身体も緩めていくこともできる。

施術をしていて
どうやっても身体が緩みにくい
という方に何度も出会い、観察してみたら
どうも心の状態が身体に出ているらしい事に
気が付いた。

生きづらさを感じていたり
人の目を気にして生きてきたり
自分を押し殺して生きてきたり
ご自身を犠牲にして人の為に生きてきたり
過去にすごく傷つくことを経験していたりたり
自分に自信がなかったり
自分のことが嫌いだと感じていたり…

意識的にでも無意識にでも
そうならざる得なかった過去の出来事から
本当のあなたを守るために
見えない鎧を身に纏い
何重にも武装して生きてきた方々の身体は
カチカチで緩もうとしないのだ。


心の理由は人の数だけ存在してて
だからこそご自身が内側と向き合って
気づき受け入れていくという過程が大切となる。

でも
自分自身と向き合うとか
本当の自分の声を聴くとか
わくわくすることするとか
よく聞くけれど実際何をどうしたらいいのか
分からない方も結構いるだろう。

もしくはやってみようとしたけど
これでいいのか分からない、とか。

【わからない】というのは
あなただけの羅針盤が一時的に
狂ってしまっている状態
感じることができなくなっている状態
ということだ。

そういう方に
いくら自分自身と向き合う事を説いても
なかなか難しいのだ。

何故そんなことが言えるのかって?
わたしがそうだったから。

今の身体の状態は
ご自身の本当の気持ちを結果的に無視してしまい
目の前の現実として表に出てしまっているのだ。

だからまずは
痛いとか辛いとか
(これだってあなたの声の1つ)
そういう今目に見えてわかるものと
向き合っていくことも
ご自身の心と向き合い緩めていく方法の
1つになろう。

つまり三次元に出てしまった事象は
三次元的対処をしましょう、という事だ。

身体を緩めていく過程において
緩んだ感覚をつかんだ時
あなたはご自身の心が緩んだことに
気が付くだろう。

ふわってなる事に気が付くだろう。

そういう事を繰り返すことで
ご自身の内側と向き合う準備が整ってくる。

身体を緩めていく心地よさを
あなたの心にも届けていくことで
鎧を脱いでいく準備が出来るのだ。

つまりわたしが【緩める】ために
身体からアプローチしていくのは
こういう理由からである。

心とも身体とも向き合っていけるようになった時
あなたの身体が心の向き合いに応じて
あなたの心が身体の向き合いに応じて
楽になっていくことに気づく時がくるのだ。

ここまで書けば言わずもがな
身体と心、両方のアプローチをした方が
その変化の速度は速くなることは想像に難くない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?