【神戸電鉄】2024年08月 1500形1503F “ハロゲン電球ヘッドライト車”

2024年08月 神戸電鉄 有馬線 有馬温泉駅
1500形 1503F

800系の代替と2000系の予備車として、1991年に登場した1500形・1600形。
1501Fと1503Fの2本が製造されました。

制御電動車の1500形と中間付随車の1600形で構成された3両編成で、性能などはデ1150形・サ1250形とほぼ同じです。

神鉄初のワンマン運転対応新造車で、ゴムバネ台車を採用しているのが特徴です。

1500形は2024年8月現在もヘッドライトがハロゲン電球のままです。

1501Fは現在休車中なので、実質1503Fが1000系営業車の中では唯一のハロゲン電球車ということになります。

車両間には転落防止幌が設置されています。

パンタグラフとクーラーはこんな感じ。

車内は3扉のロングシート。
座席袖仕切りは他の1000系列と違い、3000系後期車や2000系と同じタイプが採用されました。

貫通路は狭幅で、貫通扉は大型ガラスタイプが採用されました。
車椅子スペースは座席を撤去して後に設けられたモノです。

車端部から振り返って運転室方面を望む。

ワンマン機器搭載のため、乗務員室が客室側に200mmほど拡大されました。
このため、従来車より仕切と貫通路との凸凹が深くなりました。

こちらは運転台の様子です。

車齢33年の1500形・1600形。
車齢的にはまだまだ中堅クラスの車両ですが、すでに2編成中1編成が休車中ということで、一部の鉄道ファンの中ではその行く末が心配されています。

全国的にも珍しいゴムばね台車を採用し、ヘッドライトがハロゲン電球のままの1500形。

末永く活躍してくれることを祈ります。

＜関連記事＞
　★ 当サイトの掲載記事をカテゴリー別にまとめてます
　　⇒【カテゴリ別 記事一覧】 鉄道会社別 一覧

＜お気に入りサイト＞
　★ 鉄道模型 情報サイト
　　⇒・鉄道模型インフォメーションブログ

　★ 鉄道ファンのための “みんなで作る” 鉄道情報サイト
　　⇒・鉄道コム

　★ 鉄道ブログ ランキングサイト
　　⇒・日本ブログ村