頭の中に溢れてくる言葉がある
それが声になるときは違う言葉になって
誰かに届く
頭の中にぐるぐるとまわる言葉
いつからだろう
こんなに自分のためにならない
言葉を選ぶようになったんだろう
子どもの頃、すっと口から出ていた言葉は
年齢を重ねるごとに
社会を知るごとに
消えていった
いつからだろう
好きなものはなんですか？
やりたいことはなんですか？
ほしいものはなんですか？
に答えられなくなったのは
「自分」について聞かれると
途端に頭が真っ白になった
あなたのことならすぐにわかるのに
自分がわからない
結婚しようと婚活しても
話せるネタがない
自分の失敗エピソードやダメなことは
思いつくのに
自分の良いところが言葉にならない
1番近くにいるはずの自分が自分のことを
知らない
まず自分を知らなければ
幸せに気づくことはできないだろう
自分のことを知る旅は
はじまったばかり
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