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ビジネスは「信頼」でできている。信頼を作るには”全部見る”こと

こんにちは、上坂まゆです。
フリーでコンサルとして6年間活動してきて、0から始めて法人化したり年商1000万円、2000万円、3000万円と超えていく方もいれば、反対に全然上手くいかない方もたくさんいました。その経験を生かしてビジネスのあれこれをなるべく”シンプルに”お伝えしています。

▼ビジネスの構造についてはこちらが一番シンプルでわかりやすいと思います


■ビジネスには「信頼」が必要


ビジネスは、対「人」。

よく「ビジネスにはマインドが大事」とか、「土台が必要」とか、言われますが、その理由は自分だけじゃないからなんですよね。


自分だけでよければ、”なんでもいい”んですよ。
チャランポランに生きていたって、犯罪してたって、悪口言いまくったって、1年中旅に出ていたっていい。人と関わらなくてもいい。毎日ネガティブにぐだぐだしてたって、悩みまくったって、不安に押し潰されていたって、自分が嫌いだって、迷惑かけてたって、なんでもいい。


■私たちは無意識に「信頼」を大事にしている


でも、ビジネスってなったら「人との関係(信頼)」が必要です。

(恋愛関係とかも同じ。どれだけ自分が好きでも、相手から好かれなければ関係は成り立たない)


いくら良い人だって、いくら良い商品だったって、目の前で犯罪をした人から「買ってよ」って言われたら、
「買っていいんだろうか…?」って考えませんか?

それ以上に関係ができていたら別かもしれませんが、浅い関係の人がそういうことをしていたらちょっと戸惑うと思います。中には「許せない!」っていう人もいるかも。

きっと、恋愛でもそうですよね。初対面の人から「私めっちゃいい人です」って言われて「分かりました、付き合いましょう」ってはならないはず。(なんなら怖い)


これは極端な例でしたが、
皆さんはスマホが出た時どんな反応をしましたか?

・スマホがない時からリサーチしてた
・すぐ買った
・話題になってから買った
・周りが持ち出して買った
・まだ持ってないor渋々

など色んな方がいると思います。
(詳しくは「イノベーター理論」で検索してみてください)

ほとんどの方は、「話題になってから」「周りが持ったから」だと思います。それは、無意識に「信頼」を大事にしているからなんですよね。



■信頼作るのって難しいんでしょ…?


いや。信頼は、そんなに難しいものではなくて
「家族が家に帰ってくると思ってる」「友達が会話してくれると思ってる」「遊びに誘ったら来てくれると思ってる」
こういうものも信頼です。

それはきっと、
・話を聞く
・顔を合わせる
・家に帰る
・連絡を取る
・約束を守る
・自分を綺麗に保つ
・言葉をかける
など

めちゃくちゃ小さなことを無意識にでも、意識的にでも、たくさん積み上げてきたからなんです。特別なことじゃなくて。


■「信頼」を作るには自己受容


それができるのが【自己受容】です。
自分を正しく「見れる」。
(ジャッジせずに、とも言えます)


■自己受容って何?


【自己受容】
=どんな自分も受け入れること、どんな自分にもマルすること


そう言うと

「自分に全部マルすることでしょ?じゃあ、家事したくないから全部投げ出すね!」
(*小さな子供がいても関係ない!みたいな)

とか言う人がいるんですが

それこそが自己受容できていない状態☝️



”全部マル”の”全部”は「全部」です!
自分が見たいことだけでなく、自分がダメだと感じている部分、ネガティブに感じている部分、見たくない部分すらもちゃんと「見る」ことこそが自己受容。



「やりたくないこと全部していない”完璧な自分”しかダメだ」
「自分のやりたいだけを最優先している”完璧な自分”しかダメだ」
状態になっていないでしょうか?

「どんな自分も全部マル=やりたいことやろう!→じゃあやりたくないこと全部やらない!」

これは0か100か思考。

自己受容できていると、こういう0か100か思考は減っていきます。
(人間なので、それこそ”完璧”にはなくなりませんけどね。)


・”家事したくない”と思っている自分に気づけた私⭕️
・全部投げ出したいくらい今までしてきた私⭕️

これらももちろんマル。
加えて、

・子供のためにやってあげたい気持ちが少しでもある
・家事全部やらない!って言った時、ザワザワした感覚がある
・家事と育児と仕事と両立できない不器用な自分もいる
・自分の人生を思い通りにできていない自分もいる
・理想の母親像があるのに、できていない自分を否定するみたいだと感じる
・やりたいことやってたら、優越感を感じられそうだと思う
・旦那さんと家事についての話し合いを避けている自分

なども、同時に存在しているはずです。

これら「全部」を見ます。そしてすべてにマル⭕️をします。
これが自己受容です。


■ビジネスで自己受容が大事な理由は


ビジネスで、なぜこの自己受容が大事なのかというと、

「正しく見る」(全部見る)が必要だからです。


例えば
「今回集客ができなかった」

自己受容できていないと、先ほどのように0か100か思考になって

・もう集客しない!とか
・忙しかったからできなくても仕方ないよね〜とか
・あの人のせいだ!とか
・自分には向いてないんだ…とか

極端な1つの側面しか見ません。

すると、改善されないので、当然集客はまたできません。



「失敗はない」
「失敗は成功の元」
「成功するまでやる」
「100回やって1回でも当たれば儲けもの」

みたいな言葉がたくさん世の中にはありますが、
それはみんな改善、改善、改善を繰り返しているからです。


■同じことが起きないように対策をする
→そのためには、今何が起こったかを「全部見る」ことが必要

■改善策を練る
→そのためには、今の状況を「全部見る」ことが必要


■自己受容できない=”改善”ができない


コンサルしながら本当に本当にたくさんの方を見てきましたが、上手くいかない人は揃ってみんな改善ができません。


改善とは名ばかりで

・感情に浸り続ける
(あんなこと言わなきゃよかった…と過去ばかりを何度も反芻して見る)
・自己否定ばかり見る
(自分のこれがダメだ、ばかりを見る)
・相手のせいにする
(相手or環境のこれがダメだ、ばかりを見る)
・ポジティブにいようとネガティブな感情に蓋をする
(ネガティブを見ない)
・知識や経験がないせいだと言い聞かせる
orエネルギーが低いせいだと言う
(今の自分を見ない)
・世間の”普通”に合わせようとする
(自分を見ず、自分軸ではなく他人軸(一般常識、世相、流行、普遍的、相場など)で考える)

など

すると、出てくる改善案が、そもそも改善されないアイデアしか出ないんです。
思考が偏っていたり、目を背けたことだから。

そして、自分の偏った思考でしか物事を見れないので、
だんだん人の意見も聞けなくなる。
それを”自分軸で動いている”と勘違いをする。

そして、最初にお伝えした「信頼」を無意識のうちに失っていく。



■自己受容できる=改善できる=「信頼」


自分を「正しく見る(全部見る)」ことができると、
自然と改善されるし、人との関係も自然と構築されていきます。
(「人と関わりたい」は人間の欲求の1つなので、自然とそうなっていく。
(詳しくはマズローの欲求5段階説で調べてみてください))

それが「信頼」につながって、ビジネスになっていく。


だからノウハウがなくても、自己受容できている人はビジネスが最初から上手くいくこともあります。
(発信のコツなどをおさえれば)


全部を見ていたら、いつか全部上手くいくんですよ。
1つずつ改善されるから。


■コンサル経験で痛感したからこそ伝えたいこと


私は、コンサルだけよりも土台づくりが大事だ!と、本当に本当に痛感しました。
おそらく自己流で上手くいかない人のほとんどはこれだと思います。

けっこう現実突きつけられるみたいで苦しい…って方もいるかもしれませんが、
本当に本当に、ここなんです。
私はコンサルしてきた、たくさん見てきたからこそ、これは口酸っぱく伝えたい。


「正しく見る(全部見る)」
ことは、ビジネスではめちゃくちゃ大事です。

自己受容しましょ!



「HAKOBUNE」では、自己受容を土台にした生き方を伝える活動しています。

「自己受容」は人生の土台。
=「自己受容」は、ビジネスの土台でもあります。

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