チャレンジ1年生、どう取り組む?
4月から1年生になる次男こーくん。
幼い頃は色々心配なことも多くて、3歳半検診の時に医師に相談してみたら「ま、グレーだね」とサラリ流されたことがある子です。
その当時「グレー」と言う言葉は、文字通り?漠然としすぎててピンとこなかったし、そこにショックを受けることはありませんでした。
ただ、その言葉をきっかけに、この子の良いところを見つけて伸ばしてやりたい、この子の特性を理解したいーという2点を軸にして、日々を過ごしてきました。
もちろん、本気で苛立つことも多かったし、ほんまにどう扱っていいのか分からんわ!と思うことも多々ありました(笑)。
それから約2年が経って彼も随分落ち着いてきて、少しずつ自分の気持ちと折り合いをつけられるようになり、私もあるがままのこーくんを認められるようになってきました。
前置きが長くなりましたが、そんなこーくんが「チャレンジ1年生」をやりたいと言い出したのです。
その模様は前にInstagramに書きましたので、サラッと読めるので読んでください。
そんなわけで4月も目前になって、
紙版のチャレンジ1年生4月号が届きました。
喜んだこーくんは、体操教室で帰宅が18時になったにもかかわらず、兄と取り組み始めます。
ぶっちゃっけ、こーくんはかろうじて字が読める程度なので、問題の意味が理解できません。
それを兄が横についてサポートしてくれていました。
夫が帰宅し、ご飯を食べてからは今度は食事中の夫のサポートを受けながら再び取りかかります。
「ほー」と感心した私は食事の後片付けをしながら こーくんを見ていると、夫がこーくんに話しかけました。
「こーくん、まずさ、ひらがなを順番に練習した方がいいんちゃうの?」
その言葉にちょっとムッとするこーくん。
「こらーーーー」と私は心の中で夫に叫び、夫に「コイ!!」と手招き。
「いいねん、こーくんは今やる気あんねん。あの子が集中してやってるんやし、細かいことはちょっとおいとこ。こーくんが勉強でこんなに頑張ってることってないやろ?」
ちょっと前の私なら「確実にワークを進めること」を重視したと思います。
こんな適当なやり方をするならやらんほうがマシやろ?って思って、「ちゃんと」やることを勧めたと思うのです。
実際、こーくんの取り組み方は「勉強」としては身になってないかもしれません。
でも、今は自分でやろうと決めて取り組んでる事実を認めてみようかなと。
夫も私の言ったことに「そうやな」と納得してくれて、こーくんの姿を見守ってみようということになりました。
そして、翌朝、こーくんは再びワークにとりかかります。
朝の忙しい時間に、今度は私しかサポートする人がいません。
「わぁぁぁぁ、隣で見てたら、あまりに酷すぎて見てられん…」
そんなんやったらやるなーと叫びたかった
「ちゃんと世代」に育った母の感想でした(笑)
こーくんも親もチャレンジ6ヶ月!(1年頼む勇気がなかった母を許せ)
字が読めるようになるのも、字が書けるようになるのも、問題が解けることも大切。
でも、もっと大切なことは?
そこを問いながら、見守っていこうと思います。
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