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【不妊治療記録vol.34】不妊治療はトッピングの嵐!

 31歳から妊活を始めた私と夫(35)。生理は超順調、生理痛も一切なし、婦人科検診も毎年クリア。そして夫の海外転勤、半年不発だったタイミング法。最初は私が不妊なわけがない!と思っていたけど実は”妊娠しない側”だった私たちの不妊治療記録。

不妊治療は課金勝負?

 移植するにあたり、自然療法かホルモン療法かを選択する以外に、オプションの用紙を渡された。私の通っている病院では3つのオプションが選択できた。

  • 子宮内膜刺激胚移植法(SEET)法

  • GMーCSF

  • アシステットハッチング(AHA)

 最初のSEET法というのは、胚盤胞凍結の時に保存した培養液を移植の2〜3日前に子宮内に注入する方法。移植前に子宮に注入することで、着床しやすい環境ができるそうだ。
 二つ目のGM-CSFは投与することで薄い内膜を厚くし、内膜の機能を改善するそうだ。着床不全や流産を繰り返す方にはおすすめらしい。
 最後のアシステットハッチングは、卵子を包んでいる透明帯の一部を切り取り、卵子の孵化を促進するもの。凍結胚の場合、透明帯が固くなるのでアシステットハッチングをした方がいいようだ。
 もちろんそれぞれお金が数万程度かかる。全て使えば妊娠するというものでもなく、お金も嵩むのでいかに自分に必要な分だけトッピングするかが大事だ。

一度やるとやめられない

 例えば一度にフルコースで課金することもできるが、万が一妊娠しなかった場合「あんなに課金したのに…」と後悔するし、次回移植時に確率を下げたくないから
オプションを外しづらくなる。だから最初の移植時に何に課金するかというのは大事になってくると思う。
 今回は妊娠しなかったから今回はこれを加えてみようと変化を加えることができるので、私はあえてフルでオプションをつけなかった。

私の選んだ方法

 結果私はよくネットで見かけるSEET法をトッピングした。私の病院ではAHA
は希望しない限り全員に実施されていたので、そのまま実施する
ことにした。(とはいえ私の移植する卵、写真を見る限りもう孵化してたからAHAいらない気もしたが…)
 またホルモンか自然かは、薬を使うことに抵抗があったが妊娠率が10%違うことと、どうせタクロリムスを飲むので、もっとみんながよく使ってるテープや膣錠の影響なんて可愛いものだと思ってホルモン療法にした。
 一刻も早く妊娠してこの不妊沼から抜け出したい、もうこれ以上足踏みして日本に居たくないと思ってホルモン療法にかけようと思ったのだった。



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