「毎日学校に行くのが当たり前」じゃなくなるとしたら見えてくる可能性(完全妄想編)
どうもガクせんです。
ボクは、教員生活の12年間の中で教育界に蔓延る様々な「常識」を疑ってきました。
・画一一斉型の授業スタイル
・学年、クラスで分断する学級体制
・宿題という文化
などなど、数多く存在する常識に対して「本当にベストな方法なのだろうか?」「なぜそうしなければいけないのだろうか?」とひねくれ者のように疑い、子どもにとってもっといい方法があるのでは?と探究してきました。
そして、ついには「なんで毎日学校に行くことが当たり前になっているの?」という疑問まで感じるように・・・。相当なひねくれ者ですね・・・(汗)
つまり、せっかく月から金まで膨大な時間があるんだから1日くらい(せめて半日でも)他のところで学ぶ機会があってもいいよね!と考えてしまうわけです。
そうしたら、学級以外の居場所も増えるし、人間関係も学習の幅も広がると思うのですよね。
つまり、「学級での人間関係に困っている子」や「カリキュラムにがんじがらめにされていて、興味・関心を広げたり深めたりする機会がもてずに困っている子」の救いになるのではと思うのです。
「そんなの放課後や休日にやれ!」
という声も聞こえてきそうですが、放課後や休日は唯一大人の目から解放され、子どもが主導権をもてるとーっても貴重な時間(子ども時間)です。
ただでさえ、塾や習い事で、この大切な子ども時間が圧迫されている現代において、これ以上放課後や休日の時間を犠牲にするのはナンセンスだなと思うのです。
だったら、膨大な時間を消費している学校にいる時間を少しだけでも他の時間に使えたらいいなと考えてしまうわけで。
うーん、何ていうのか一般の学校のセカンド的なハイブリット的な場所があったらいいなぁと。
そんな勝手な妄想をしてしまう今日この頃です。
例えば、「ボクは、毎週水曜日は、学校じゃなくてプログラミング教室に行くよ」「私は、毎週金曜日は、アトリエに絵の勉強しに行くよ」という文化が生まれても面白いなぁと。
何というか「積極的不登校」って感じですかね。
もちろん、全員そうしなさい!という訳ではなくて、
「学校だけでは物足りない」という子
「自分の居場所を増やしたい」という子
「もっと自分の興味・関心を広げたい」という子
そんな子には、毎日学校ではなくて、少しは学校以外の学びの場がもっとあってもいいのではないかと思うのです。
そりゃ今でも、フリースクールやオルタナティブスクールなどありますが、ボクが今妄想しているのは、「学校に通うかフリースクールに通うか」といった大きな決断を要するものではなくて、もっと誰でもがライトに選べるようなイメージです。
子どもたちの会話の中でも「明日は俺学校じゃなくて自然体験に行く日なんだよね」といった言葉が自然に出てくるような感じです。
「え?そんなん、月に1日でも学校抜けてたら勉強遅れちゃうんじゃないの?」
と心配になる方もいるかもしれませんが、AI学習がますます普及していく現代においてそのような不安は一切必要ないと思います。
むしろ、「なんで一人一台のパソコンがあって一人で知識は吸収できるのに学校に来てみんなで一斉に学ばなきゃいけないの?」と疑問をもつ子の方が圧倒的に増えてくると予想できます。
もちろん、他者と学び合うという環境は非常に大切ですが、月から金までの膨大な時間を考えると、1日くらい学校以外で自分の興味関心にそった学びや体験があっても損はないかなと思うのです。
このような時間の使い方ができたら幸せに生活していける子どもたちが増える可能性が高いかなと。
また、経済的に見ても新たな市場も生まれてくるだろうし、面白い変化がありそうな予感が。
もちろん「経済的に通えない子はどうするの?」「共働きの家庭は誰が送迎するの?」など様々な問題が噴出することも明らかですが、一つの妄想としてご理解いただければと思います。
そのような、「疑問→妄想→できることから実践」という流れが個人的には大好きなもので・・・。
「毎日学校に通うのが当たり前」という常識が変わる日が来るかも!と勝手な妄想しながら、ボクも学校以外の教育の選択肢を増やす活動を行っていきたいと考えています。
少しでも、自分らしく幸せに生きれる子どもが増えますように!
以上、ガクせんでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
良い一日を!
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