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先生が幸せに働ける教育現場が必要な理由とは?

どうもガクせんです。

先日、ボクはこんなツイートをしました。

まず、このツイートで言いたかったことは

感情は伝染する!

ということです。

喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、全てが他者に伝染していきます。もちろん、自分自身も他者からかなりの影響を受けて日々を過ごしています。

個体としては弱い人間は、過酷な自然環境を生き抜いていくために集団で生活するという必要性に迫られ、他者に共感するという能力を身につけてきました。

そのため、接している他者の感情を反射的にキャッチし、自分の感情をチューンングするようにできているのです。

つまり、相手が悲しんでいれば、自分の感情も悲しみモードにチューニングされるというわけです。

そういった意味で、子どもが豊かに成長していくためには、良い感情をもった大人と接していくことがとても大切なことになるのです。

いくら「授業がわかりやすい」「指導力がある」先生でも、心がハッピーでなければ、子どもたちの心は育ちません。

逆に、多少「授業が下手」「指導力が不足している」先生でも、いつも笑顔で明るい気持ちをもっている先生であれば、子どもたちは前向きに成長していけることでしょう。

特に、IT 化が急速に進んている現代において、知識や技能は学校以外の場所からいくらでも吸収することは可能です。

しかし、人から影響を受けるモチベーションや幸福感といった感情は代替不可能なのです。接する人からしか得られないのです。

なので

1日の中で多くの時間を子どもたちと共有する先生には、幸せな感情をもって働いてほしい

のです。

しかし、今の教育現場はストレスで溢れかえっています。

毎年、多くの先生が精神的なダメージを抱え休職に追い込まれているのが現実です。実際に12年間の教職生活の中で、毎年といっていいほど、休職者がでていくのをこの目で見てきました。

そんな、豊かな精神どころか精神を壊すような環境で働いている先生が子どもたちにいい影響を与えることができるでしょうか?

答えはもちろんNOです。

子どものためを思うのであればこそ、いち早くこのような過酷な環境を変えていかなければいけません。

先生が毎日笑顔になれる環境をつくっていかなければいけません。

それを無視して、教育改革だの学力向上だの叫んでいる日本は、穴の開いたバケツで一生懸命水を汲んでいるようなものです。

いち早く、バケツの穴をふさがなければいけません。つまり、先生が豊かな感情で働ける環境を創造していくのです。

そんな、豊かな感情をもった先生こそ、本当の意味で「子どもを育てるプロ」になれるのです。

そんな、「子どもを育てるプロ」がたくさん育てば、日本の未来は明るいでしょう。


みんなで力を合わせて現状を変えていきましょう!


以上、ガクせんでした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

良い1日を!


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