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共同体への参加が難しく、孤独になってしまう人について…

昨今、いわゆる「無敵の人」を減らすために
どうすればいいか、という話が話題になる。

そしてその解決策として
孤独な人を減らそう…ということがよく言われ

そのために
例えば地域の人と損得感情無しで支え合うような
共生社会を目指そう
みたいな結論が一般的にある。

既に世間には、
アプローチの幅は十分とは言えないが
障害者グループホームやデイケア、シェアハウスなど
共生社会を一部担う役割を持つ
取り組みが存在している。

また、個人レベルでも
孤独な人同士でネットを介した繋がりを作ろう
という動きは数多ある。

もっとも、特に「孤独」を意識していなくても
何となく人との繋がりが欲しくて
趣味の集いやオンラインサークルなど
何らかのコミュニティに所属している人の方が
それなりに多いだろう。

そういった共同体(コミュニティ)では、
利用者あるいは参加者同士で
損得感情をあまり持たずに
関わりを持っていることが多いはず。

さて、
こういった損得感情無しの共同体から
排除されてしまうタイプの人がいる。

あるいは個人運営レベルの共同体であれば、
コミュニティ自体を破壊してしまう可能性のあるタイプの人だ。

どのような人か考えると
攻撃性の高い人……だろう。

例えば、暴力を振るう人は論外として
すぐキレる人
モラハラやセクハラ等ハラスメント行為をする人

はたまた、
直接的な攻撃では無いにせよ
自分が苦しい時に
他者を巻き込んで人間関係を引っ掻き回す人
人の目を引く為にリスカする構ってちゃん
なども直接的な攻撃をしてるとは言えなくとも、
他人を著しく疲弊させる為に該当すると思う。
(まあ、程度の問題はあるけども…)

決して、能力の低い人や
単に協調性の低い人ではなく、
上記の様な攻撃性の高い人が
最も敬遠される傾向にあるように思う。

コレは僕の感想ではなく、
例えば精神科の患者さんが退院後に単身生活…
あるいはグループホームで共同生活を行う予定であれば
かなり重要度高くチェックされる性質のはずだ。

また高齢者で施設に入所しようという場合でも、
攻撃的な人や人間関係を操作しようとする人は
入所を断られる場合もある。

会社などの営利目的のチームとは違い
損得感情無しの共同体というのは
多くの場合、居心地の良さが重視されるだろう。
つまり、安心安全が保障される環境というのが
前提にある場合が多い。

攻撃性の高い人がいると、
この安心安全が保障されなくなってしまうのだ。
そのため、共同体の運営者や、
他のメンバーからは疎まれてしまう結果になる。

…何がこの記事で言いたかったかというと
共同体に加わりたいのであれば、
上記のような行為は控えるべきということ。

アンガーマネジメントはマジで重要だし、
暴力的な衝動性は抑えた方がいい。

気分の浮き沈みが激しいのはまあ仕方ない、
でもそれで無関係の人を巻き込んで
騒動にまで発展するレベルであれば
本気で反省した方がいいかもしれない…。

たまにそれらの特性を
まるで自分のアイデンティティかのように
開き直っている人がいるが
それでは何れ孤独になってしまうよ、という話。

自戒の意も含む。

お読みくださり、有難うございました。

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