見出し画像

悪い判断なんて無い/心に響いた言葉たち

「あの時夫と別れるべきだっただろうか」
「また夫に期待するなんて馬鹿な判断だっただろうか」
私はそんな想いを常に抱えています。
『過去は変えられない。今に向き合うしかない。』と頭では分かっていても、やはり考えずにはいられません。
全く上手くいかない夫婦関係に毎日疲れ果て、再構築に向けて過ごしているこの時間が、無駄のように感じてしまうのです。

偶然見つけたこちらの記事は、禅の世界ではどの選択をしても同じとされているようです。
どの道を通っても真理(悟り)や幸せに通じる。
この考えを禅語では大道通長安(だいどうちょうあんにつうず)と言うそうです。

禅は、どの道を選んでも同じだと教えます。人生の選択において、「よい判断」も「悪い判断」もないのです。どちらの道を選ぼうと、その人の生き方によって、人生はいくらでも変わるからです。

人生に成功している人は、過去を振り返って「無駄なことは何ひとつなかった」としばしば述懐します。どんなに遠回りしても、どん底の経験をしても、それらはすべていまに生きていると考えているのです。

人生で岐路に立ち、迷うことがあったとしても、どの道を選んでも「正解」なのです。大事なのは、選ぶ判断をしたあとにどう生きるかです。

「あのとき、別の道を選んでいれば…」よくある人生の悩みがまったく無駄であるといえる根本理由
https://president.jp/articles/-/79628?page=4


私があの時夫と別れていたら、
今頃はストレスから解放されて楽しく過ごしていたかもしれない。
今頃は他に好きな人が出来ていたかもしれない。
夫のことが忘れられなくて、離婚を後悔していたかもしれない。
夫と自分自身のことを責め続け、憎み続けて、どんどん性格が捻じ曲がっていたかもしれない。
どうなっていたかは分からない。

でも夫と別れずに向き合ったことで、自分自身の心の問題に気付けた。
このことは今後の生活や人付き合いに良い影響を与えるはず。
夫の心の問題にも気付けた。それによって、今後離婚となったとしても、想いを引きずることなく納得して離れられると思う。

それに、誰かに依存することの危険性を学べた。経済的にも精神的にも、自分が甘えてばかりだったと気付けた。

私がどんな選択をしようと、家族や親友が味方でいてくれることが分かった。

再構築が上手くいかずに終わったとしても、確実に学びはあった
遠回りでも、そこから何かを得られれば良い。それが今後に活きていく。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?