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人は不安より不幸を選んでしまう

「OVER THE SUN」というポッドキャストが好きでよく聴いているのですが、その中で「人は不安より不幸を選んでしまう」という言葉が出てきました。
すごく刺さりました。グサッというか、ギクっというか…

このnoteにはツラい想いや嘆きは出来るだけ書きたくないと思っているのですが、実際には毎日フラッシュバックで疑心暗鬼で不安で辛くてツラくて仕方ありません。
相変わらず態度がデカく自分のワガママばかり主張する夫を見ていると、どうして被害者の私がこんなに耐えて努力して、不安と葛藤しながら笑顔を作り続けないといけないのか…
ここまで私が気配りしないと浮気してしまうような人なら、さっさと別れた方が良いんじゃないか…
そんなことばかり考えています。

夫の不倫発覚前から離婚が私の頭をよぎっていました。
夫の悪いところがいっぱいありすぎて毎日イライラしていましたし、年を重ねるごとに悪いところが悪化していく夫を見ていると、このまま一緒にいて将来幸せな家庭を保てているということが想像出来なかったんです。

なのに、夫の不倫が発覚しても別れられなかった。
私は自分の夫への愛情が、自分が思っている以上に深かったんだと痛感しました。

でも本当にそうなのか…?
夫とは学生の頃から20年以上一緒にいて、夫のいない生活がどのようになってしまうのか、私の精神状態がどうなってしまうのかという不安。
もう40目前で、これから先の人生で新しい恋など想像もできず、今後誰からも女性として愛されないのではないかという不安。
困難な場面も一人で乗り越えていかなければいけないという不安。

そういった沢山の不安・恐怖に飛び込む勇気がなくて、夫といることで生じる不幸を選んでしまっているのではないか…
その方が楽だから。慣れてるから。

不倫発覚前は、夫の良いところや幸せな時間に目を向けて自分の気持ちをコントロールしていました。
でも、夫の一番の良いところは私への一途さだと思っていたのに、それが失われてしまった今は…どうやって自分の気持ちを前向きにコントロールすれば良いのか分からないです。

私が夫と別れられない理由は、本当に愛しているからなのか…
大海原に投げ出されて必死に藁にしがみつこうとしているだけじゃないのか…

その答えを出すには、精神的にも経済的にも自立した状態でないと駄目なんでしょうね。

ただただ想いを綴った文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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