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【精神科医と学ぶ】ストレストラウマケア

みなさんこんにちは!不登校を乗り越えた経験者が運営するNPO「家庭教師のYURUMI」 編集部です。

四連休はいかがでしたか?
ちなみに、本記事の中の人はレポートに追われている大学生なので、全く連休って感じはしませんでした。これを乗り切れば夏休み…………


今回は、7/18(日)に開催された有料イベント、「精神科医からストレストラウマケアを学ぶワークショップ -生きづらさを抱える人へ」の様子と内容をご紹介します。

講師に”まえまえ先生”こと前田佳宏先生(精神科医・YURUMIアカデミックアドバイザー)をお招きし、ワークショップをオンラインで行いました。少人数の有料イベントということで、普段よりももっと参加者の皆様一人ひとりに寄り添った、濃厚なイベントを行うことができました。
講師のまえまえ先生、そして参加してくださった皆様、ありがとうございました!

以下、まえまえ先生のお話のポイントの一部をご紹介します!

☆心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは?☆

心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは、通常の範囲を超えた強いストレスを受けたことが原因で、その後も心身に支障をきたしている状態のこと。
交通事故や災害、戦争の他に、いじめや虐待、DVなどの経験もPTSDの要因になり得る。

☆PTSDの主な症状☆

・侵入症状:フラッシュバック、悪夢
・過覚醒:不眠、集中力の低下
・認知感情の変化:自責に駆られる、物事を楽しめない
・回避:ストレスに関する物事を見聞きしないようにする
・身体化症状:腹痛、頭痛、吐き気

☆PTSDから派生する症状☆

・解離:意識や記憶などのコントロールがうまく行っていない状態。一部の記憶が抜け落ちたり(健忘)、逆に突然思い出されたり(フラッシュバック)する。
脳がストレスから身を守るために、機能をシャットダウンしてしまう

・複雑性PTSD:強いストレスを感じる体験が長期間繰り返されたことにより起きる、より重症・慢性的なPTSD。
羞恥心や罪悪感、孤立感を感じていることも多く、人間関係が困難になる

・発達性トラウマ障害:第4の発達障害とも呼ばれる。
虐待などが原因となって引き起こされた様々な症状が、一見、他の発達障害に見えることもある。

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ワークショップでは、他にも「トラウマに関する理論」「ケアのための手法」などについても解説が行われました。

「突然、ストレス体験を思い出してしまう」「自分をずっと責めてしまう」……本ワークショップが、そんな悩みを抱えている皆様の気持ちを楽にするきっかけになれば幸いです。


次回の記事もお楽しみに〜!


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